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有名な作家や第一線で活躍する著者たちに共通すること。それは本をたくさん読んでいること。では、具体的にどの程度の量の書籍を読むのでしょうか。作家や著者たちの蔵書量と読書量をいろいろな本からご紹介したいと思います。
------ 井上 ひさしさん ------
僕の蔵書は二十万冊あまりといわれています。確かに、一日三十冊くらいのペースで読んでいますので、そのくらいになるかもしれません。
●書籍『ふかいことをおもしろく~創作の原点』より
井上 ひさし 著
PHP研究所 (2011年4月初版)
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------ 立花 隆さん ------
地価一階、地上三階のビルを仕事場にしていますが、十年ほど前に数えたときには、約三万五千冊でした。(中略)現在の正確な蔵書数はわかりませんが、十年で倍ぐらいになっているとして、七、八万冊でしょうか。(中略)
書籍『ぼくらの頭脳の鍛え方』より
立花 隆 著
佐藤 優 著
文藝春秋 (2009年10月初版)
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------ 福原 義春さん ------
(※取材で)オフィスに足を踏み入れて、驚いた。壁一面の本、本、本・・・・・・。何冊ぐらいあるんですか?「そうねえ、1000冊ぐらいかな。あ、でも家には2万冊ぐらいあるけどね」。さすが、財界有数の読書家だ。
※2009年11月15日(日)読売新聞 文化面 本よみうり堂 のコーナーより
------ 日垣 隆さん ------
つい最近まで自宅と仕事場に、併せて100本近い書棚に約2万冊の本が収納されていました。
※書籍「知的ストレッチ入門~すいすい読める書けるアイデアが出る」より
日垣 隆 著
大和書房 (2006年9月初版)
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------ 成毛 眞さん ------
自宅に置いてあるのは手元に置いておきたい本と、資料として利用できる本である。大体1万5000冊ぐらいあるだろう。別荘にはその倍の本が置いてある。
※書籍『本は10冊同時に読め!~生き方に差がつく「超並列」読書術』より
成毛 眞 著
三笠書房 (2008年1/月初版)
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------ 森繁 久弥さん ------
読書人・森繁久弥さん(八五)の家の書庫には三万冊の本がある。
※書籍『文章力~名文と悪文』より
北岡 俊明 著
総合法令出版 (1999年11月初版)
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------ 作曲家・三枝成彰さん ------
物欲はないですよ。ただ、本は3万5000冊ありますよ。この部屋は美術、あっちには戦争、トイレにはエロ。小説やマンガもね。ベートーベンの直筆楽譜を写した本もある。
●日経MJ 2014年1月6日号より
日経MJのウェブサイトはこちら
------ 三輪 裕範さん ------
無類の本好きである私は、現在、二万冊以上の本を所有しています。
※書籍「ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術」より
三輪 裕範 著
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年1月初版)
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------ 吉田 松陰さん ------
野山獄の獄中で足掛け4年にわたる読書記録は『野山獄読書記』に詳細に記録されています。それによれば、松陰は投獄された1854年には106冊、55年には493冊、56年には505冊、57年には356冊と、足掛け4年の時間で、合計1460冊を読破しています。
※書籍『あらゆる本が面白く読める方法~万能の読書術』
一条 真也 著
三五館より作成 (2009年9月初版)
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------ 日垣 隆さん ------
私は懲りもせず1ヵ月に100冊以上の本を読んでいます。
※書籍「知的ストレッチ入門~すいすい読める書けるアイデアが出る」より
日垣 隆 著
大和書房 (2006年9月初版)
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------ 中島 孝志さん ------
ここ二〇年ほど、わたしの読書ペースは平均して年間三〇〇〇冊をキープしています。とはいえ、これをいちいち数えているわけではないので、税理士の報告をもとに支払額から逆算して類推した数字です。
※書籍「インテリジェンス読書術~年3000冊読破する私の方法」より
中島 孝志 著
講談社 (2008年4月初版)
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------ 井上 ひさしさんと五木 寛之さん ------
井上ひさしさんは、読書家として有名であり、古本屋に支払う金額が一ヵ月に二百万になるという話を聞いた。五木寛之さんは、読むのが早くて、一日に四冊か五冊の本を読むという。
※書籍『読書と私~書下しエッセイ集』
井上 靖 著
文芸春秋 (1980年5月初版)
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------ 渡部 昇一さん ------
一冊の本を書こうと思えば、その五十倍、百倍の本を持つことが必要になっているのが現代なのである。
※書籍『知的生活の方法』より
渡部 昇一 著
講談社 (1976年1月初版)
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------ 扇谷 正造さん ------
扇谷(正造)は整理部のデスク時代、調査部にあった何万冊の本のうち、二、三割は読んでしまったという読書家。
※書籍『巷説出版界』より
大輪 盛登 著
日本エディタースクール出版部 (1977年11月初版)
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------ 勝間 和代さん ------
勝間(和代)さんの例を見ても、2007年ころには毎月10万円本を買っていると言っています。ところが最近では、本の購入額が15万円に膨れ上がっている。
※書籍『勝間和代現象を読み解く』より
日垣 隆 著
大和書房 (2009年7月初版)
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------ 立花 隆さん ------
いったん書店に出かけると、一度に三万円から五万円分の本をまとめ買いする。他にも立花さんは、いったんテーマが決まると、その関連の本を床から一メートルくらい買って片っ端から読みなさいと言っている。人はお金をかけると本気になるものだ、だから本を買うお金はケチらないほうがよいと。さらに、多読の利点は、偏った解釈でまちがったことを覚え込む危険を免れることにある。
※書籍『立花隆秘書日記』より
佐々木 千賀子 著
ポプラ社 (2003年3月初版)
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------ 有吉 佐和子さんと井上 ひさしさん、五木 寛之さん ------
・有吉佐和子さんは、一日に八時間読書すると言われたことがある。残りの八時間ずつが仕事と睡眠である。それを続けてこられた。いまは、この読書の八時間のなかに体操と水泳が入ってきているようだ。
・井上ひさしさんは、読書家として有名であり、古本屋に支払う金額が一ヵ月に二百万円になるという話を聞いた。五木寛之さんは、読むのが早くて、一日に四冊か五冊の本を読むという。
※書籍『わたしの読書作法』より
山口 瞳 著
河出書房新社 (2004年9月初版)
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------ 吉田松陰の読書量 ------
足枷のなかでベストを尽くすといえば、われら吉田松陰です。逮捕され牢獄に入れられた4年間で、吉田松陰はなんと1460冊の本を読んでいるのです。「獄にあっては獄の中でできることをする。獄を出たら、出てできることをする」※吉田松陰の言葉
書籍『人生に悩んだら「日本史」に聞こう~幸せの種は歴史の中にある』より
ひすい こたろう 著
白駒 妃登美 著
祥伝社 (2011年6月初版)
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------ 井上 ひさし氏の本 購入費 ------
作家・劇作家の井上ひさし氏。朝日新聞の文芸時評を担当していた当時、月に500万円もの本を購入していたそうです。当時、離婚の原因の一つに洪水のように増える蔵書にあったと話されています。
一冊あたり、千円としたら月に5,000冊もの本を買っていたことになります。ケタはずれの読書家とも言えます。
また、故郷である山形県東置賜郡川西町にある「フレンドリープラザ」内に、遅筆堂文庫を併設し、13万冊もの書籍、雑誌を寄贈したそうです。
------ 立花 隆さん ------
毎月、本代にどれくらい費やしていますか?
これも正確には把握していません。医学書や理系の専門書などを大量に買うときは、五十万円くらい使うときもありました。しかし、それほど高くない本なら、両手で持てる重さの限界が、だいたい三、四万円でしょう。月に四回それくらいの買い出しをするとして、十数万円じゃないですか
書籍『ぼくらの頭脳の鍛え方』より
立花 隆 著
佐藤 優 著
文藝春秋 (2009年10月初版)
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------ 佐々木 俊尚さん ------
・私は年に数百冊も本を購入し、たぶん一〇〇冊以上はちゃんと読んでいる活字中毒者です。
※書籍『電子書籍の衝撃』より
佐々木 俊尚 著
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年4月初版)
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