このページは、書籍『街場の教育論(内田 樹 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「私が優先的に実行しなければならない政治課題が三つある。それは、教育、教育、教育だ」
※イギリスのトニー・ブレアさんが首相に就任した際に言った言葉
・幕末の最強の教育機関といえば、異論の余地なく吉田松陰の松下村塾です(なにしろ高杉晋作、久坂玄瑞、前原一誠、伊藤博文、山県有朋、品川弥次郎を輩出したのですから)。
・子どもには「教育を受ける権利」があるだけで、義務はありません。子どもを学校に通わせる義務を負っているのは親の方なのです。
・武術の原則は「敵をつくらない」ということです。
・他の専門家とコラボレートできること。それが専門家の定義です。
・学力をあげるためには、自分たちのいる場所とは違う場所、「外」とのかかわりが必須です。
・子どもは学校に通うようになって、まず最初に、先生の言うことと親の言うこと(あるいは近所の大人たちの言うこと)が食い違うということを知ります。
・わからないことがあれば、わかっていそうな人に訊く。
・「扉を開く」ために最後にしなければいけないこと。それは「その人を教える気にさせる」こと。
・「学ぶ」仕方は、現に「学んでいる」人からしか学ぶことはできない。教える立場にあるもの自身が今この瞬間も学びつつある
・言語は他者と分かち合うことでしか存立しない。
・宗教施設と医療施設と墓地と大学とラブホテルは人類学的機能としては同一カテゴリーに収められるということです。
●書籍『街場の教育論』より
内田 樹 著
ミシマ社 (2008年11月初版)
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