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西暦 1世紀には、中国の洛陽に本屋があったという文献があります。西暦 1世紀というと、現在は西暦 21世紀ですから、約 2100年前にあったということです。もともと紙自体も中国で発明されたものですから、歴史があるのも頷けます。詳細を書籍『本が生まれるまで』(小尾 俊人 著)よりご紹介したいと思います。
-------- 書籍『本が生まれるまで』(小尾 俊人 著) -----------------
本屋はいつから生まれたか?書肆という文字は揚雄(ようゆう)(前五五-後一八)の『楊子放言』吾子篇にはじめて出るが、『後漢書』巻四九の記述をみると、西暦一世紀には、中国の洛陽の市中に、本屋があったことが具体的にわかる。
紙は中国で発明された。発見されている最古の紙は、甘粛省の出土地名にちなんで、放馬灘紙と呼ばれている。
●書籍『本が生まれるまで』より
小尾 俊人 著
築地書館 (1994年8月初版)
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