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著者や編集者は、何ヶ月何年とかけて本を作っていきます。その本が刊行され、今後、どの程度売れていくのか当然気にしています。ただ、市場である書店に置かれてみないと本が売れるのかは誰にもわからないものです。
とはいえ、ある出版社ではジャンルや発行形態から、刊行後すぐの販売部数を見て、今後の売り上げ部数を予測する計算式が存在したりします。具体的にどのようなものなのでしょうか。書籍『あなたも出版社から本が出せる(関口 雄司 著)』より、学んでみたいと思います。
-------- 書籍『あなたも出版社から本が出せる(関口 雄司 著)』より ----------------
ある大手出版社では新刊の文庫の場合、
発売 4日目までの販売部数 × 5 = 発売後2ヵ月間に売れる部数
をめやすにしている。この公式を逆に読むと、
初日から 4日間で、全体の20%
残りの 56日間で、全体の80%
が売れることになり、発売直後に売れ行きが集中するのがわかる。むろんジャンルによって異なり、専門度の高い本は徐々に売れていく。
●書籍『あなたも出版社から本が出せる~原稿の売り込みから自分の本が書店に並ぶまで』より
関口 雄司 著
実務教育出版 (1995年4月初版)
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