このページは、書籍『ひとりのメールが職場を変える(田坂 広志 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・新人のウィークリー・メッセージを読むということはマネージャーにとって、とても重要です。なぜなら、酒の席だけでは知ることのできないメンバーの人柄を知ることができるからです。
・欠点とみえた「神経質さ」も、むしろ「細やかさ」に見えてくることがあるのです。
・人間というものは「汲み尽くせない」ものだからです。
どれほど長く職場をともにし、どれほど多くの言葉を交わし、どれほど深く理解しあっていると思っても、まだ理解し得ていないさらに深い世界があるのです。そして、だからこそ、人間どうしのつきあいには深い味わいがあるのです。
・反省コメントを率直に出しあえるためには、職場に二つの文化がなければなりません。一つは、メンバー一人ひとりが、自分の失敗や責任を率直に認め、自分自身の成長に結びつけていくという文化です。そして、もう一つは、メンバー一人ひとりが、他のメンバーの失敗や責任を、他人のこととしてではなく、自分自身の学びの問題として謙虚に受けとめる文化です。
・西洋医学では、問題を分析することによって原因を究明しようと考えますが、東洋医学では、全体を観察することによって、「要所」を直感的に把握しようと考えるのです。そして、ここでいう「要所」とは、「ツボ」ともいわれるものです。
・ウィークリー・メッセージとは、あなたのマネージメントを映す出す「鏡」なのです。
・深い縁あって同じ職場に集まった仲間のことを、もうすこしだけ深く知りたいと思いました
●書籍『ひとりのメールが職場を変える』より
田坂 広志 著
英治出版 (2010年1月初版)
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