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齋藤 一郎 氏(書籍『出版営業百ものがたり』より)

このページは、書籍『出版営業百ものがたり(齋藤 一郎 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・“棚賃”は有料なのだ


・現在の出版の流通在庫は70万点以上なのだ。


・猛烈に寒い日や暑い日こそ、素晴らしい出版営業日和なのである。


・大型書店では、分類の方法が細密化傾向にあり、すでに2800分類を実行している書店も現れている。


・自分が売り込む本の類書ぐらいは知っていて当たり前


・出版社の売行き良好書を、書店に置いてなかったらドンドン紹介しなければならない。


・本や雑誌というのは、たった一滴の水が落ちても、二度と商品にならぬものなのである。


・出版営業はアポイントをとって訪問する営業ではない。


・書店をまわるのに、たいがいコースがあって、特に首都圏では放射状に鉄道が走っているために、沿線ごとを一括りにして訪問するのが普通である。近くから始めてだんだん離れていくよりは、いきなり鉄道の終点まで行ってから都心に近づいて来る方が正しい。


・知り合いの出版社の売れ行き良好書、ひょんなことから見つけた隠れたロングセラーを、書店に紹介しているのである。自分の出版社のものだけ勧めて帰ってしまう営業マンばかりだから、これはそういう人との区別化を図る一種の戦略でもある。


・今回は7泊8日。延べ103軒の書店を訪問した。(中略)担当者が休みで会えずもう一度訪ねた店も数えている(中略)従って。真の空振りは13書店。実質90書店と仕事ができたのだった。


・東海地区は最初に郊外書店が育ったところ


●書籍『出版営業百ものがたり』より
齋藤 一郎 著
遊友出版 (2010年2月初版)
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