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[ 出版業界について ]

アマゾンの書誌データは複数の購入ソースを組み合わせて作られている

インターネットで本を購入する際に、見る情報のひとつが「書誌データ」です。書誌データとは、その本のタイトルや著者の名前、本の大きさなどの特徴を書いた情報のことです。要するに、他の本と違いを知るためのデータです。


今、最も使われている書誌データはアマゾンの情報だろうと言われています。そのアマゾンの書誌データは複数の購入ソースを組み合わせて作られています。どのデータを組み合わせているのか、書籍『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』(ポット出版 刊)より見てみたいと思います。
 

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Amazonの書誌データは複数の購入ソースを組み合わせて作られている。


   BOOKデータベースの目次・帯情報データ

   www.books.or.jp(日本書籍出版協会)のデータ

   出版者が自発的にAmazonに登録するデータ


Amazonは、本のデータを仮想的に他のサイトから利用できるAPIを提供しているが、これは商業的条件付きなので公共的とはいえない。


●書籍『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』より
出版コンテンツ研究会 著
岩本 敏 著
小林 弘人 著
佐々木 隆一 著
加茂 竜一 著
境 真良 著
柳 与志夫 著
ポット出版 (2009年7月初版)
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