このページは、書籍『作詞入門(阿久 悠 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・作曲家に詩を渡すときに、「この詞はこういう気分で書いたんだよ」とか、「こういう感じにしてくれないか」といった注文をつける。
・A面には、売らなければならなうという絶対責任がある。それ故に、さまざまな制約を強く受けている。
・作詞家であるならば、絶対的にひきだしは多くなければならない。
・乱読のすすめ(中略)とにかく、本を読むことである。読む前に選択しないで、読んでから選択することをすすめる。
・書きたいテーマ、素材が決まったら、とにかくストーリーを考えてみることである。
・何度も何度も推敲を重ねるということはめったにやらない。しかし、次のことだけは気をつけて読み返している。
①いいたいことがいえているか
②不快感はないか
③アイデアはあるか
④泣かせどころはあるか
⑤替歌はできそうか
⑥耳できいて意味が通じるか
⑦リズムはあるか
⑧覚えやすいことばか
⑨いい歌か、面白い歌か
⑩阿久悠は存在しているか
・業界用語で作詞が先で曲が後というのを「詞先(※しせん)」、曲が先で詞を後からつけたというのを「曲先(※きょくせん)」という
●書籍『作詞入門~阿久式ヒット・ソングの技法』より
阿久 悠 著
岩波書店 (2009年9月初版)
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