このページは、書籍『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」(江部 康二 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・カロリーと脂肪を低めにするよりも、糖質を少なくするほうがやせやすい。
(中略)糖質を少なくするというのは、ご飯やパン、めん類などをひかえるということです。
・「糖質制限食十ヶ条」
一、魚貝、肉、豆腐、納豆、チーズなど、タンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質、特に白パン、白米、めん類及び菓子、白砂糖など、精製された糖質の摂取は極力ひかえる。
三、主食をとるときは未精製の穀物が好ましい。未精製の穀物とは、たとえば、玄米、全粒粉など。
四、飲料は牛乳、果汁を避ける。成分未調整豆乳、水、番茶、麦茶、ほうじ茶などが好ましい。
五、糖質含有量の少ない野菜、海草、キノコ類は適量食べてよい。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的にとる。リノール酸は減らす。
七、マヨネーズやバターも大丈夫。ただし、マヨネースは砂糖を使っていないもの。
八、お酒については、蒸留酒(焼酎、ウィスキー、ブランデーなど)は飲んでも大丈夫だが、醸造酒(ビール、日本酒など)はひかえる。
九、間食や酒のおつまみはチーズやナッツ類を中心にして適量とる。菓子類やドライフルーツは不可。
十、できるかぎり、化学合成添加物の含まれていない食品を選ぶ。
・肥満の原因は脂肪ではなく糖質だった
・本来、アルコールのエネルギーはそのまますぐに消費されて、身体にまったく蓄積されないんです。
・ビール、日本酒などの醸造酒と呼ばれるものや、カクテル類には糖質が多く含まれているので糖質制限食では避けます。
・「糖質」とよく似た言葉にご用心
糖質とは、単糖類と二糖類、多糖類、そして糖アルコール、人口甘味料のことです。単糖類はブドウ糖や果糖、二糖類とはショ糖つまり砂糖の主成分、多糖類とはでんぷんなどのことです。(中略)
「糖類」とは単糖類と二糖類のみを指すということに法律で決まっています。(中略)
「糖類ゼロ」と書いてあっても、商品によっては「糖質ゼロ」ではない(中略)「糖類ゼロ」は「糖質ゼロ」だとはかぎらない
・減らしたほうがいいアブラはリノール酸(中略)いわゆるサラダ油の主成分です(中略)最もおすすめできる植物性のアブラはオレイン酸の多いオリーブオイル(中略)次におすすめできるのがごま油やエゴマ油ですね。エゴマ油は値段が高いのが難点ですが、α-リノレン酸が多くておすすめできます。
・「糖質ゼロ」と「カロリーゼロ」は大丈夫ですが、「糖類ゼロ」と「糖分ゼロ」には要注意です。
・甘いトマトにはご注意を(中略)甘いトマトのところに「糖度が高い!」と書いてありますよね。これはそのまま、糖質が多い、ということ
・どうしても甘いものが食べたい人は、糖質のごく少ないものを少量だけにしてください。ロッテから「ゼロ」というチョコレートが出ていますし、私たちの糖質制限ドットコムでも「ベリーチョコレート」というのをご紹介しています。
(※参考:http://www.toushitsuseigen.com/)
・ご飯ならば玄米、パンやパスタならば全粒粉のものを選べばいい
●書籍『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」~美食で満腹ダイエット』より
江部 康二 著
東洋経済新報社 (2010年4月初版)
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