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2010年10月7日(木曜日)の読売新聞、投書欄に興味深い内容が紹介されていました。内容をひと言でいうと、書店内で本の注目度を高める方法が書かれています。書店員の方には多少手間のかかることと思いますが、来店誘致にもつながるはずです。また、それだけでなく読者にとっても本を選ぶ参考にもなる方法です。
つまり、出版社にとっては本が売れるきっかけになり、書店にとっては集客につながり売上げアップも見込め、さらに読者にとっても本を選ぶ参考になる事例です。読売新聞よりご紹介したいと思います。
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高校生の「本の推薦文」書店飾る 主婦 岡村佳代さん (山口県宇部市)
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近所の書店に行くと、地元の高校生たちが好きな本の推薦の言葉を書いた紙が何枚も棚に張られている。「本が苦手な人にもお薦めです」「読まなきゃ損!」などキャッチコピー風の言葉が並び、イラストを添えたものもある。高校生がどんな本に興味を持っているのか知る手がかりとなり、見ていて楽しい。
店に聞くと、高校の先生が授業で読書感想文の代わりに書かせたところ、意欲的な力作が集まった。生徒の励みになるので、店内に掲示してほしいと頼まれたという。
表現力を磨くという教育的効果がある一方、店にとっては本の注目度が高まり、売り上げアップも期待できる。双方にとっても良い試みだ。私も本を選ぶうえで参考にしたい。
※読売新聞 投書 2010年10月7日(木)より
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