このページは、書籍『ママのためのシュタイナー教育入門(ドーリス シューラー 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・こどもが生活のなかで基本的に親に受け入れられているんだ、と感じられるということが、0歳から七歳のあいだでいちばん重要なんだということです。
・こどもが私たちに対して、なにか問題を起こすのは、ある意味では彼らに感謝できるこことなものかもしれません。彼らはそのように反発することを通して、「本当に自分」を見てほしい、そして親とは異なる人間として認めてほしい、と私たちに意識せずとも訴えかけているからです。
・夫婦のあいだで話すときに、みなさんは「自分がどのように感じているか」ということを中心にして話すように意識してみると効果的です。よくやってしまうのは、相手がどうだ、と、相手を主語にしてしまうこと。
あなたってほんとにだらしないのね。
あなたはテレビばかり見ているけど。もっと話を聞くべきだと思う。
あなただって日曜日くらい、面倒みてよ。
あなたも片付けくらいして当然でしょう?
あなたは、絶対にいい父親とは言えないわ。
といった調子になりやすい。(中略)他人を強制することははできないけれど、自分のことについて言うことはできる。
わたしは、いつも家でひとりなので、ときどき異常にさびしくなる。
わたしは、どこで休んでいいのわからなくて、とても疲れてる。
わたしは、こどもが父親のことをあまり知らない気がして、心配になる。
・異なることを受け入れ、相手の空間をつくると、それぞれの違いが価値へと変わってゆくでしょう。
・ものや暮らしがどれほど豊かかということではなく、もっと精神的なものだった
●書籍『ママのためのシュタイナー教育入門』より
ドーリス シューラー 著
鳥山 雅代 翻訳
春秋社 (2008年11月初版)
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