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野村 克也 氏(書籍『敵は我に在り』より)

このページは、書籍『敵は我に在り(野村 克也 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・何かクセがないか目を皿のようにしました。いつの間にか、投手のクセを発見する方法がシステム化され、現在では大きく十項目に分けたチェック・ポイントを、次々に当てはめていくやり方を採用しています。


・ほとんどの投手は、ストレート系と変化球では、投球フォームもボールをはなす位置も微妙に違っています。


・日本の投手は「結果」を意識しすぎているのです。そのため余分なところに力が入ってギクシャクする。米大リーグの選手は「過程」を意識しているのです。「どうなるか」ではなく「どうやるか」を動作の軸においているのです。


・「捕手は心理学者でなければならないな」と思います。人を見る眼、状況を見る眼がマスク越しに養われます。


●書籍『敵は我に在り~危機管理としての野球論』より
野村 克也 著
サンケイ出版 (1980年8月初版)
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