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[ 本について ]

本の値段はどのような要素から決まるか?

社団法人日本書籍出版協会が行っている「2009年 書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」があります。その中から、「本の本体価格を決める際、通常次のどのような事項を考慮していますか」についての実態調査をご紹介したいと思います。
 

順位
項目
回答数(%)
2005年順位(%)
1
直接製作費(用紙、印刷、製本費)
222 (95.7)
1 (97.6)
2
印税・原稿料
194 (83.6)
2 (86.2)
3
類書の本体価格
183(78.9)
4(61.0)
4
初版販売見込部数
180(77.6)
3(72.4)
5
読者層
148(63.8)
7(52.9)
6
外注費
145(62.5)
5(55.7)
7
編集費
144(62.1)
5(55.7)
8
内容の価値
110(47.4)
10(32.4)
9
編集人件費
92(39.7)
8(35.7)
10
宣伝・広告費
78(33.6)
9(34.8)
11
重版販売見込部数
76(32.8)
11(30.5)
12
販売経費
53(22.8)
12(27.6)
13
編集・製作に要する期間
18(7.8)
13(9.5)
その他
著者負担額・助成金 1
記入なし 1 (0.4)
2 (0.9)

※2005年に比べ、類書の本体価格、読者層、内容の価値いづれも10%以上同化した。

※調査対象社数 日本書籍出版協会会員社 463社
※調査対象期間 2009年10月~2010年1月
※有効回答数 232社(50.1%)
※日本書籍出版協会の「書籍の出版企画・製作等に関する実態調査」より作成
社団法人日本書籍出版協会のウェブサイトはこちら