このページは、書籍『編集の世界に生きる 28人の女性たち』(近代文芸社 編)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ミリオンセラーの原因?それは、とにかく作品が素晴らしかったこと。その作品の感動が編集者→営業スタッフ→書店→読者の口コミというふうに伝播していったのね。
黒柳哲子著『窓ぎわのトットちゃん』の編集者
講談社 学芸図書第二出版部 岩元敬子氏談
・エディターの言うのはプロデューサーだと思うんです。私が思っているエディターというのは、右手でプロデューサーとディレクターの仕事をして、左手でカーペンターの仕事をする・・・・・・そういった性質のものだと思うんですね。
『スコラ』編集部 佐藤貞子氏談
・編集長としての私の役割は瓦版屋のおばさんでいいんです。つまり読者に代わって、さまざまな人にあれこれ聞いてくる係で、あの人に会ったらこうだったよ、ああだったよって、雑誌を通じて何人かの人に伝えていくということなんです。
出版プロデューサー 残間里江子氏談
・岩波書店という学術書中心の出版社で、日本で最高の学者や学術家とおつきあいできて、文章にしろ、イラストレーションにしろ、写真にしろ、良いものにたくさんふれることができました。
岩波書店 田沼祥子氏談
・編集者泣かせの藤原審繭先生(中略)
先生は、五味康祐先生と戸川昌子先生と並ぶ三大遅筆家の一人です。
『小説宝石』編集部 矢島恭子氏談
●書籍『編集の世界に生きる 28人の女性たち』より
近代文芸社 編
近代文芸社 (1983年1月初版)
※amazonで詳細を見る
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.