このページは、書籍『四畳半出版社で稼ごう!(本谷 裕二 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・イデア出版局がお世話になっっている印刷所は、少部数書籍の印刷を得意としている平河工業社だ。
株式会社平河工業社
〒162-0814
東京都新宿区新小川町3-9
TEL:03-3269-4111 FAX:03-3269-4106
(※参考:http://www.hirakawa-kogyosha.co.jp/)
・本書でいう原価は印刷費だけを考えているので、約600部売れれば印刷費はまかなえる。1500部売れてくれればそれなりに、四畳半出版社をやっていくことができるのだ。
・用語や文体統一作業のポイント
ワープロで書かれた原稿で、用語や文体が統一されていない部分とはどういうものか例をあげておこう。
句読点
例) 点(、)かカンマ(,)、 マル(。)かピリオド(.)
リーダー罫は、3点のものを使用
例) ・・・・・・。
!?記号の使用後は、1字空けか否か
例) ~~? ~~ ~~! ~~
かっこ
例) 「 」 か 『 』 「○○『○○』○○」
文末の( )のあとの 「。」の処理
例) ○○○(○○○)。 ○○○。(○○○)
分数
例) 2分の1 か 1/2か
単位の表記
例)センチメートル か cm か ㌢ か センチ
2万8千5百円 か ¥28,500
㍉ か ミリ
㌔ か キロ
℡ か TEL
・ISBNコードの取得
ISBNのコードを取得するには、下記の日本図書コード管理センターに問い合わせるといい。
〒162-0828
東京都新宿区袋町6
日本出版クラブ会館 2F
TEL 03-3267-2301 FAX 03-3267-2304
日本図書コード管理センター
・直接原価の印刷費だけをカバーできる売り上げ部数
50万円の経費を本の売り上げ部数でカバーするとなると、次のような計算式となる。
X (売り上げ部数) × 1400円 × 0.6
=500,000円
X = 500,000 ÷ (1400 × 0.6)
X = 約596部
以上の計算の結果、約600部売れれば50万円の印刷費の元が取れることになる。
・通常のノリで貼るのではなく、編集製作で使うペーパーセメントというノリを使う。
これは、何度でも貼ったりはがしたりすることができるノリで、編集者の中では重宝がられて使われている。ミツワのペーパーセメントが有名だ。(中略)
http://www.mmjp.or.jp/kandajim/papaercement/papercemnt.htm
・「校了」は完全に校正は終了という意味で、「責了」は赤字を入れた部分は、印刷所のほうで確認のうえ、校了してくださいという意味になる。印刷所さんの方の責任で校了してくださいという意味だ。
●書籍『四畳半出版社で稼ごう!~資金50万円で、1冊当てれば一億円!』より
本谷 裕二 著
イデア出版局 (2005年1月初版)
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