中野 裕弓 氏　書籍『世界でいちばん自分を愛して』より

このページは、書籍『世界でいちばん自分を愛して』（中野 裕弓 著）から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・自分の気持ちを立て直す「20(トゥエンティ)リーズン」（中略）

これだけ理由があったのだから、仕方がなかった。そうやって自分をかばうスペシャルなリスト。

「20リーズン」は
自分をかばい、他人を許す、スペシャルリスト。
必要なのは、紙とペンだけ。
かんたんに自分の気持ちを立て直せます。

・自分を満たすと相手も満たさせる（中略）

つまり、「まずは自分から」という順番。世界の人が幸せになるには、あなたは基本で、あなたがあなたを十分愛で満たして、あなた自身が豊かで幸せな気持ちになることが大事なのです。

・「わたしたちはなんのために生まれてきたのですか？」（中略）

実は人類共通の、生まれてきた目的が1つあります。それは、「わたしたちは人生を味わいつくし、愉しむためにこの世に来ている」ということ。苦しむためでも、悲しむため途方に暮れるためでもないのです。

・自分を犠牲にして他人のために何かをやるのではなく、まずは、自分が夢を実現して生活を満たし、スターとしての生活をしているからこそ、みんなが夢を買い、そこにお金が発生し、それが、貧しい人を豊かにしている。

・反省は、
①自分の足りなかったところを省みる自省、多くの場合はそれに続く自分自身からのダメ出し
②冷静に状況を分析して次回に備える
の2つに分けられます。①を飛ばして②にだけ注意を向けると、心がへこみません。

何か、失敗をしたとしても、自分を責めるのでなく、ただ、起きたことを冷静に分析すればいい。それだけです。

・善し悪しを裁くのでなく、世の中は人それぞれ、多様性に満ちているから面白い、と思えるようになったら、気分も若返ります。

・ひたすら自分の心を「ごきげん」にするメニューをこなしていっただけなのに、自分が変わり、それによって周囲がみごとに変わっていったのです。人は現状に不満があると、それを周りの人のせいにしてしまいます。でも周りの環境は、あなたが出す波動にマッチしているだけ。あなたの醸し出す波動が変われば、周りも自然と変わるのです。「他人と過去は変えられない。でも自分と現在は簡単に変えられる」好例でした。

・自分を愛するとは「自分を大切に扱い、徹底的に心地よい状態をつくる」こと。

・「自分の心を愛で満たす10のメニュー」の実践①　リストアップする（中略）

これをすると自分がハッピーな気分になることを、10個見つけてください。

・「10のメニュー」をリストアップするときの注意点

1．ハードルを低くすること。（中略）
2．「これをやるといい」というものは入れない。（中略）
3．一人でもできることにする。（中略）
4．「もどき」メニューに切り替える。
【もどきメニューの例】
「買い物に行く」→「通勤時間に通販の雑誌を見て、次の買い物計画を立てる」
「コンサートに行く」→「家でゆったり音楽三昧」（中略）

□「10のメニュー」の例
1．「まる一日、自分に、フリーな時間をプレゼントする」
2．「おいしいものを食べる」
3．「好きなだけミステリーを読む」
4．「時間を気にせず韓流のドラマを見る」
5．「好きな音楽を聞く」
6．「草花を飾る・土に親しむ」
7．「お菓子を作る。お菓子を食べる」
8．「小旅行をする」
9．「ショッピングで新しいファッションを先取りする」
10．「マッサージ・エステでリラックスする」

・いつも出来事を次の3つの法則「出来事3法則」でとらえ、「すべては予定通り！」と○のシールを貼るようにしています。
1．「すべての出来事は“必然”で起こるべくして起きている」
2．「すべてのことは“絶妙な”タイミングで起きる」
3．「乗り越えられないことは起こらない」

・トラウマからどうしても抜け出せないとき（中略）

3年もエネルギーを浪費しているのはもったいない話。「許せない」ならば、「許す」のではなくシンプルに「気持ちを手放す」「忘れる」のです。

・自分から幸せを遠ざける考え方が「裁く」と「人と比べる」です。他人を自分の物差しで裁いたり、自分と他人を比べて一喜一憂することが感情が揺れてエネルギーをすごく取られます。

・お客様用のお皿を自分のために使う（中略）

アメリカの家ではお客様仕様の食器がワンセットあります。（中略）

とっておきのものは、ときおり、自分をもてなすために使いましょう。

●書籍『世界でいちばん自分を愛して』より
中野 裕弓 著
日本文芸社 (2011年4月初版)
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