このページは、書籍『本屋さんにききました。』(若狭 たけし 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・拡材・・・単行本を売るため売り場に飾るためのポスターやPOP
・新品じゃなくあえて使用感のある札なんですね。
そうなんです そのほうがやっぱりリアルで臨場感・・・かるたの激しさが伝わってくるでしょう。(中略)
あとは、売り場で流す用に百人一首のCDを買ってきたりとか
なるほど!視覚だけじゃなく、聴覚にも訴える拡材・・・
世界観がより伝わりますね!
・書店の本棚はひとつの小さなメディアです・・・
お客さんに何を伝えたいか・・・誰に何をどう発信したいか・・・
・電車の中で座って本を読んでいる人のブックカバーを見て
その人がどこで降りるのかがほぼ100%わかる!
お・・・このブックカバーは○○駅前の△×書店のだから・・・
この人・・・次の○○駅で降りるわね!この人の前に立っていれば座れる!
・私「みんなで語れる要素がどれだけあるか」が
多くの人の読まれる・・・売れる作品になるカギなんじゃないかと思うんです
・自分の好きなものをオススメとして置くのって・・・ただの押しつけなんじゃないかって思うんですよね・・・
それって書店員の自己満足に過ぎないんじゃないかって・・・
それよりもお客さんの好みをちゃんと取り揃える・・・
そうすることで信用を得て固定客が増えてくれますし・・・
うちはそういった常連さんに支えられているんですよ
●書籍『本屋さんにききました。』より
若狭 たけし 著
集英社 (2010年9月初版)
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