このページは、書籍『感動の条件』(永松 茂久 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・あなたの人生を輝かしてくるのは、実はあなたではなくて「あなたの大切な誰か」です。そしてその人を喜ばせようと思った時、あなたの中にある力は最大限に発揮されるのです。
・人は、自分だけのために行動するより、大切な人のために行動する方が本来持った力が出せる生き物なのです。(中略)
いくら練習しても、なかなか上手にチャーハンが作れなかったスタッフが、「母親に食べさせるために」という目的で練習すると、飛躍的に上達します。この時の、爆発的な原動力は、「大切な人のために」なのです。
・自分の思い通りに人が動くことを求め、自分が欲しい結果を出すことを求めてばかりいました。しかし、そう求めれば求めるほど上手くいきませんでした。(中略)
「あのな、成功するって簡単なんだよ。相手の気持ちになって動けばいいんだよ。
人って理屈じゃやないの。感動で動くんだよ。
お前が上手くいかないのは自分のことしか考えていないからだよ。人は誰でも幸せになりたいんだよ。お前が本当に成功したいんならまず人を喜ばせてみな。人を幸せを与えてみな。自分軸から他人軸に変えれば、お前の悩みは一気になくなるよ」
※斉藤一人氏談
・「お好み焼きソースを売る前にお好み焼き文化を広げよ」
直接的にソースを売ることももちろん大切ですが、それより先にお好み焼きの魅力を全国の人に届けることによって、地元広島がさらに繁栄し、たくさんの店が増え、その結果としてソースが売れるのだということを聞いて、僕は感動しました。
※オタフクソースの思想
・「自分本位」ではなく「相手本位」で行動した方が、はるかにあなたのためになるということです。
・例えばあなたが一軒の饅頭屋を経営しているとします。あなたの開発したあんこ入りのおまんじゅうが美味しいと評判になり、大成功しました。もうこれ以上生産能力は上がりません。つまりこれ以上は作れないということです。しかし毎日大行列。あなただったら次にどうしますか?
僕は一人さんにこう聞かれた時、
「二店舗目の出店にすぐ取りかかります」
と答えました。
これに対して日本一の大商人である一人さんの答えはこうでした。
「あんこを増やしてさらに美味しい饅頭をつくる」
・人を幸せにするために自分を犠牲にしてはいけない(中略)
「自分のことを考えてはいけない」のではないのです。「自分のこと『だけ』を考えると上手くいかなくなる」のです。
・まず大切なことは自分を責めるのではなく、「フォーミーな自分自身がいるんだな。でもそれも当たり前だ」と認めることが大切なことなのです。
・僕は一人さんにこう聞いたことがあります。
「師匠、僕はここまでしていただいて、どうお礼したらいいのかわかりません。いつもこうして教えていただくのは恐縮なので、せめて講師料を受け取っていただきたいのですが」
「いらないよ。俺はお前からお金をもらおうなんていっさい考えてないから」(中略)
「だからな、俺が伝えたことを実践していつかお前が成功したら、お前の後から来る次の世代に同じことをしてやってくれ。それが俺に対する恩返しだと思いな」
・歌と講演、形は違うけど。、伝えることは同じ
・人を喜ばすのにお金はかからない(中略)
たこ焼きのお皿の上に「ようこそ陽なた家へ」とソースとマヨネーズで文字を書くというアイデアも一人のスタッフの発案でした。
お客様のバースデーにウサギの着ぐるみを被ってお祝いするというのも、スタッフが独自に考え出したことです。
・僕たちのバースデーは、キッチン、ホール、すべての作業を止め、スタッフ、お客さんみんなで、その人のためにお祝いをします。泣いて喜んでくれる人もいます。
・「夢天までとどけ」という二号店では、お帰りのお客様にバナナを配っています。
・「社長になることが夢だから独立する」という理由だったら、よっぽど余裕のある人以外は力を貸してくれるでしょう。しかし独立する理由が、「心の底から人を幸せにしたいから」だとしたら、人は力を貸してくれます。(中略)
一人で叶える夢(中略)
人が感動して協力したくなる夢
・「自分だけの夢は一人でやるしかないが、みんなで見る夢には協力者が集まる」と書かせてもらいました。これは自分の欲しい物をあきらめた方がいい、ということを言っているのではありません。
自分が欲しいものや幸せというのは、あくまで人を幸せにした結果手に入れることができるのだ、ということです。
・人を幸せにするには、幸せで安定しているあなたでいることが、まず何より大切なのです。
・様々な勉強や一歩を踏み出そうとする時に、必ず出てくる敵がいます。(中略)その敵とは誰の心の中にもある、「でも」「だって」「どうせ」「だめ」。頭文字Dの壁です。
・他人と比較しない(中略)
仕事で考えれば、人より上手になろうとするよりも、来てくれたお客さんがどうやったらもっともっと喜んでくれるのかを考えればいい。
・やっぱり繰り返しだな。反復こそが人生を作るんだよ
※斎藤一人氏談
●書籍『感動の条件』より
永松 茂久 著
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