このページは、書籍『カッパ大将~神吉晴夫奮戦記』(片柳 忠男 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・彼は、著者名より「読んで面白い、何か読者の得になるもの」これこそ、自分がプロデュースすべきものだ、強い信念を持っている。
・河盛好蔵は「企画と宣伝によってベストセラーは計画的に作りうるものだということを、承知せざるをえなくなった」といっている。
・セールスのコツとは?(中略)
「だから報知新聞とはどういう新聞かときいているんだ。報知新聞はみればわかるように、商人たちが気がるに読む新聞だよ。それを大学教授の家にもっていったところで読んでくれるかい。」
「…………」
「買ってくれそうもないところを持っていって売ろうとするのは自分本位のやりかただよ(中略)」
・久保田孝氏(中略)「ヒットする広告」
・文化人名緑や紳士録などから選び出した指導者と思われる人たちに、どんどん謹呈することにしたのだ。(中略)
この時の初版は、五千部であった。その中から三百冊を贈ったというのだから、冒険であった。
『少年期』波多野勤子氏
●書籍『カッパ大将~神吉晴夫奮戦記』より
片柳 忠男 著
オリオン社出版部 (1962年9月初版)
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