このページは、書籍『儲かるキーワード広告の使い方』(竹内 謙礼 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・インターネットを利用するユーザーを分類すると、基本的には、次の3種類しかない。
●一方的に情報を受け取って「暇つぶし」をしている人
●双方向で情報をやりとり(コミュニケーション)している人
●強い目的があって、自ら情報を探している人
・「ホームページ作成」と「ホームページ制作」というキーワードでは、後者のレスポンス率のほうが高い。これは、「ホームページ作成」と検索している人は、どちらかと言うと、自力で何とかホームページを作ろうとしている人たちが多いからだ。
・自力でキーワード広告を運用するとき、うまくいかない理由は以下の3つである。
●理由① 人類初の“プル型広告”を相手にしている
●理由② 必要とされるスキルの幅が広すぎる
●理由③ 難解な管理画面や専門用語が苦手
・キーワード広告に必要な5つの能力
①経営能力
②マーケティング能力
③クリエイティブ能力
④エンジニア能力
⑤ルーチン能力
・キーワード広告運用は8つのステップで(中略)
ステップ1 キーワード広告戦略の立案
ステップ2 検索キーワードの収集
ステップ3 キーワードのグループ分類
ステップ4 広告文の作成
ステップ5 入札額の決定
ステップ6 管理画面のセッティング
ステップ7 キーワードのデータ入力
ステップ8 数値分析と最適化
・市場規模から見たレスポンスの計算方法
市場規模から見たレスポンス数は、
検索数 × クリック率 × ホームページのコンバージョン率
で、求められる。
例) キーワード「着物クリーニング」の場合
検索数1万件×クリック率5%×ホームページのコンバージョン率3%=15件
となり、このキーワードから、月間15件くらいのレスポンスが見込めることとなる。
・「グーグルインサイトフォーサーチ」(http://www.google.com/insights/search/#)を利用すれば、2004年頃からの検索キーワードの検索数の推移を調査することができる。(中略)インターネット市場のトレンドを把握することができる。
・「キーワード数を絞れ」という誤解(中略)
「数を絞れ」というやり方ではお客様を確保できない(中略)
ポイントは大きく5つある。
①キーワードを絞りすぎると市場が小さくなり過ぎてしまう(中略)
②検索ユーザーが複雑な複合キーワードを入力するようになった(中略)
③キーワードごとの需要に合わせた広告文が作れる(中略)
④正確なデータがとれる(中略)
⑤完全一致で運用したときの機会損失を防ぐ
・ユーザーが一番求めるているのは「比較情報」
・広告文は検索キーワードから考える
その広告文はちゃんと「回答」になっているか?(中略)
たとえば「花束 通販」という検索キーワード(中略)
「彼女の心をキュンとさせる感動の花束」(中略)
しかし、お客様は「花束 通販」と検索しているのだから、求めているのは「花束が通信販売で買えるか?」という質問の回答なのである。(中略)
そう考えると(中略)
「花束全国通販。スピード対応で送料無料」
・「部分一致」にも「完全一致」にも、それぞれメリットとデメリットが存在する。(中略)
結論としては、機会損失が多い完全一致での登録は避けて、「部分一致」でキーワードを登録するほがいい。無駄なクリックは、「除外キーワード」という、余計な言葉でクリックされない設定を駆使して防げば、一番、効率がよいと言えるだろう。
・キーワード広告を運用する上で、日常的にチェックしなけれはいけない数値は(中略)「広告費」「コンバージョン数」「コンバージョン獲得数(CPA)」の3種類だけである(当然、売上高は把握されているものとする)。
・季節や曜日などによって、コンバージョン率は上下するということは知っておいたほうがよい。
●書籍『売上と集客が確実にアップする 儲かるキーワード広告の使い方』より
竹内 謙礼 著
(株)ワードシーカー 監修
日本実業出版社 (2009/11/12)
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