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国分 康孝 氏 書籍『幸せをつかむ心理学』より

このページは、書籍『幸せをつかむ心理学』(国分 康孝 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・人に好かれる三つの条件(中略)

相手の欲求を先取りして、その欲求を満たしてやることである。人に好かれない人間は、人の欲求を満たさないで、自分の欲求を満たしてもらおうとする。(中略)

気がきかないと、相手が何を求めているかわからない。よかれと思ったことが、相手にとっては迷惑なこともある。(中略)ソーシャル・インテリジェンスをはたらかすということである。

第三の条件は、自己開示。自分の感情、状況、価値観などを表明することである。


・人間関係の接触レベルは、大ざっぱにいって四つある。

①「おはよう」「こんにちは」程度のつきあい。
②私生活に触れない話題での会話。
③プライベートな会話。
④親密な関係。


・考え方次第で悩みは消える(中略)

「人に好かれなければならぬ」というのも間違ったビリーフ(前提)である。なぜならば、人に好かれるための人生というのは、自己を殺すことになるからである。人に好かれようと思って一所懸命サービスをしているうちに、自分がしたいことができなくなってしまう。


・生きがいをもちたければ、心の許せる人とのつきあいをもつことである。そのためには自分の心をひらかなければいけない。具体的には、

①自分の感情を出す。
②自分の関して事実を語る。
③自分の価値観を語る。

この三つを「自己開示」という


・幸せをつかむ五つのヒント

①自分ひとりになる大切さを知る(中略)

「孤独」という言葉から孤立感を連想する人が多い。しかし「孤独」と「孤立」は少し違う。「孤独」には人生から切り離されたという寂しさがない。「孤立」には他人から拒否されひとりぼっちという寂しさがつきまとう。

②損得を離れて人とかかわりをもつ(中略)

③遊ぶ能力を養う(中略)

④二本立ての生き方をする(中略)

何から何まで正直にいえばいいというものでもない。明らかにしたほうがいい場合と、暗黙のうちに了承しあって、あまりそれを話題にしないほうがいい場合とがある。

⑤競争に忘れて無防備になる


・他人から拒否されると孤立感が強まる


・いい生き方に必要な三つの条件(中略)

第一は人の立場になれること。第二は人ために何かをすること。第三は自分のためにいうべきことをきちんといい、やるべきことをきちんとやること。


・人に役に立つ三つの方法(中略)

一つは、人がそこにいることに気づいてあげることである。(中略)
第二に、人の立居振る舞い、話の内容について、支持したりほめることである。(中略)

第三に具体的にアクションを起こさなければならない。


・親切もほどほどにしないと、相手がそのことに負担に思う場合もある。ありがたいという気持ちよりも、かえって負担になって気が重くなる。(中略)


親切の度合には、私はつぎの四段階があると思う。

第一段階は、深入りしないですむ親切である。
第二段階は、相手の現状をきちんと把握してあげる程度に深入りする親切である。
第三段階は、相手がどうしたいのか、目標まで理解してあげる親切。
そして第四段階は、その目標達成のために自分も協力してあげる親切である。


・体験学習にはつぎの三つがある。
一、体験を通していままで気づかなかったことに気づく。
二、体験を通して人の考え方とか行動を模倣する。
三、失敗を重ねながらどうしたらいいかを最後に発見する(試行錯誤)。


・無意識の意識化


●書籍『幸せをつかむ心理学~発想を変えると人生がひらける』より
国分 康孝 著
ダイヤモンド社 (1995年6月初版)
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