このページは、書籍『人気講師のすごい教え方』(多田 健次 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・あなたが自分らしさを出せなければ、本来であればあなたのファンになってもらえる方にも逃げられてしまうのです。ですから、怖がらずにあなたらしい表現で勝負してくださいね
・記名式アンケートの評価結果については、少し厳しく受け止める姿勢を持つようにしましょう。(中略)「普通」という評価は、本当は「不満」だけど自分が批判者だと思われたくないし、講師の方も一生懸命説明をしてくれたし、といったような心理が働き、少し甘めに「普通」を選択した可能性もあるのです。
・絶対にやっておきたい4つの「準備ポイント」(中略)
1 審査員(聴衆)はどういった人なのかを把握する
2 勝負プレゼンの条件、部屋などの確認を怠らない
3 原稿作成が成功のカギを握る
4 当日、友人やスタッフにサポートしてもらえるか否かを確認しておく
・6つの「練習ポイント」をマスターしよう(中略)
1 最初と最後を徹底的に練習すること
2 話の切り替えポイントを意識して練習すること
3 ストップウォッチでセンテンスごとに時間を計測すること
4 ホワイトボード、パワーポイント、小物の利用など、実際の動作を取り入れて練習すること
5 MP3プレーヤーに録音し改善点を見つけること
6 短時間の勝負プレゼンは原稿を完全に暗記すること
・パワーポイントを使う場合は「明るさ」に注意する(中略)
以前、セミナーでご一緒させていただいた講師の方は、部屋の電気のスイッチを1つずつ順番に消してはつけ、あらゆるパターンで明るさを調整されていました。さらにカーテンも半分開けてみたり閉めてみたりしながら、参加者の方にとって一番いい状態でパワーポイントを見てもらえる工夫をされていました。
・会場に入ってからやる基本動作
1 話す位置を確認する
2 文字を書き込みシミュレーションする
3 マイクの音量を2名以上でチェックする
4 パワーポイントのチェックする
・休憩時間の5つの過ごし方(中略)
1 講義中にひらめいたことや失敗したことをメモしておく
2 質問をいつでも受けられる状態でいる
3 前列の人に疑問点がないか聞いてみる
4 休憩後の講義内容について板書しておく
5 休憩後の講演内容や時間配分について再確認する
・抑揚をつけて内容を聞き取りやすくする方法(中略)
抑揚をつけるための5つの方法(中略)
1 声のトーンを変える(中略)
2 説明のスピードを変える(中略)
「簡単な内容についてはスピードを上げること」と「テキストや資料の文章を読む場合はスピードを上げること」(中略)
3 簡単な説明を数個連続させてリズムをつける(中略)
4 重要項目は繰り返し話す(中略)
5 間を意図的に作る
・説得力を上げるにはどう話したらよいのか
まず、できるだけ出所を明らかにしながら数値を使って説明すること(中略)
反感ポイントを想定し、そこをつぶしながら話を進めていくこと(中略)
「気持ちの先読み」がより重要になります。
・質問や相談内容の中心を探る3つのポイント(中略)
1 まずはできるだけ生徒にたくさんの話をしてもらうこと
2 質問や相談内容と関連しそうなことを聞いてみること
3 何度も出てくるキーワードを見逃さないようにすること
・ざわめきを消すためには、意図的に沈黙の時間を作ることが大切なのです。
・講師から生徒へのメッセージに必要な「4つのこと」(中略)
1 同じ目標に向かっていることを再確認する
2 何のために取り組むのか、メリットを明確に示す
3 講義に参加できている優位性を知ってもらう
4 講義終了後には「こうなっています!」というイメージを持ってもらう
・時間が余ったら「まとめ」や「要注意事項」を話す
・講義の延長はさまざまな人に迷惑を及ぼす
・講義が長引きそうなときの対処法(中略)
「あと何分で終了するか」を参加者に明確に伝える(中略)
事後フォローの方法も伝える
もし都合で帰らなければならない人は退出いただいても構いません。後日にこの内容を・・・・・・
・講義中に急に質問された。どうしよう?(中略)
質問の内容を褒め、内容を復唱しよう
・眠たそうにしている人がいる。どうしよう?(中略)
隣の人を指名することで、緊張感で目を覚まさせる(中略)
さらに、お手軽な方法として、「今日はみなさん眠たそうですね。30秒だけ寝ましょうか!」と公言して本当に黙ってみてください。(中略)
ただし、本当に眠ってしまう人もいるので、「あっ、横の人が寝てたら起こしてあげてくださいね」と言えば、笑いも起こり雰囲気もよくなります。
・「教え方」について(中略)たどり着いた結論は、やはりあるのままの自分を見てもらうこと
●書籍『人気講師のすごい教え方』より
多田 健次 著
中経出版 (2010年10月初版)
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