このページは、書籍『悪女の仕事術』(藤田 尚弓 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・僕も長い人生を生きてきて理不尽だと思うような厳しい時期もあったよ。それこそ随分な対応をされたことがあったよ。けど、そういうときは大抵自分のほうにそれなりの原因があったりするものだよ(中略)
※有名企業の顧問を務める大先輩のことば
被害者だと思っていましたが、自分側に原因があるのなら、変えることも自分できできるはず。そう考えられるようになりました。(中略)
そのため、まず自分に言い聞かせたのが、「いい人をやめる」ということでした。
・今振り返ってみると、不幸な出来事というのは自分を変える大きなチャンスなのだと思います。
・自分の夢を見つめなおす(中略)
ワタシが叶えたいことは、それまで「仕事、仕事、仕事、金、金、オトコ!」という感じかと自分では想像していたのですが、出来上がった作品をみると、ワタシの一番の願いはどうやら「何気ない日常を丁寧に暮らすこと」。これは我ながら意外な結果でした。
・「なぜワタシは美人でないのだろう」という意味のない質問をやめ、代わりに「ワタシが勝てるところはどこだろう」という前向きな独り言にしてみることから始めてみました。
・経営のエキスパートであるケン・ブランチャードという人が提唱している、四段階の問題解決法を当てはめてみることにしています。(中略)
ステップ1 問題を明らかにする(中略)
ステップ2 問題解決の理論を構築する(中略)
ステップ3 その仮説を実行したときの結果を予測する(中略)
ステップ4 全体を見ながら使うべき方法を選ぶ
・メールの印象を劇的に変える『宛名ホメ術』(中略)
メールの「○○様」という宛名の前に形容詞をつけるテクニック。「イケメンの○○先生へ」「オシャレの○○様」とか、相手の特徴や個性を一言で表すのです。(中略)これをするだけでウィットを感じてもらえたり、メール特有の冷たさをなくす効果があるようです。(中略)
こういうやり方は、銀座時代に習ったものです。売り上げを上げているホステスさんは、メールの登録から違うんですよね。登録されている宛先一覧を見ると、「素敵な○○さん」「脚の長い○○さん」といった形容詞が既についているので、わざわざ本文中に書かなくても「To ○○」という宛名のところに自動的に褒めが表示されるのです。
・ワタシはマンガは効率のよい勉強のための強力なツールだろ思っています。(中略)マンガというのは娯楽であると刷り込まれていますから、ワタシたちおはそれが学習マンガであっても、リラックスして読むことができます。
・ラベリング効果というのをご存知でしょうか。人から張られたラベル(レッテル)は、人からどう見られるか、どう記憶されるかに大きな影響を与えるだけでなく、ラベルを貼られた本人自体にも影響を与えるといわれています。
●書籍『悪女の仕事術』より
藤田 尚弓 著
ダイヤモンド社 (2010年1月初版)
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