このページは、書籍『[図解]しぐさと心理のウラ読み事典』(匠 英一 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・つい鏡を見てしまうしぐさを読む(中略)
鏡などに映る自分の姿を注視するしぐさは、自分自身の価値に自信がないこころのあらわれと考えられている。自分の内面に自信がなくなると、自分の存在感が薄れてしまうため、鏡のなかに自分の姿を追い求めるのだ。
・化粧をする女性の心理に迫る!(中略)
バッチリ圧化粧をする心理には、(中略)他人との間に境界線を引きたいというケースが見られる。素顔では気の弱い消去的な女性が、化粧をすると別人のように積極的になれるという場合もあるのだ。
寝相でわかる人の性格(中略)
●胎児型:お腹を抱えるように丸まって寝る
内向的で警戒心が強く、人間嫌いで、自意識過剰な面がある
●半胎児型:横は向いているが丸まっていない
穏やかで安定した性格。協調性があり人づきあいがよい
●王者型:全身を伸ばして仰向けに寝る
開放的で自信家、何事にも臨機応変に対応できる
●うつぶせ型:うつぶせに寝る
注意深く几帳面な性格。予定外なことが嫌いで、何事も慎重に物事を進める
●囚人型:手首とくるぶしを交差させて寝る
手首とくるぶしの交差が不安をあらわしている。対人関係なんど悩みを抱えている人の多い
●スフィンクス型:背中をもち上げ、土下座をしているように寝る
眠りを拒否する寝相。神経質な人や不眠症の人に多い
・指示の出し方でわかるあなたの上司のタイプ
●部下を呼びつけるタイプ
仕事に自信がない?→ デスクが唯一のなわばり
ここでしか安心できない
権威主義
*自ら主導権を握っていないと不安で仕方がない
*虚勢を張っている内向的な人が多い
●部下の席まで行くタイプ
仕事に自信がある→ なわばりがない
部下の席まで行くのに抵抗感がない
実力主義
*部下の実力を発揮させることを重視
*目標をクリアできないと一気に自信をなくす
*権威・権力に興味がない
・まばたきは人のこころの内をあらわしている(中略)
意表をつかれたときや、後ろめたいことなどを指摘され、動揺したときにもまばたきはふえる傾向にある。
・握手でわかる相手の気持ち
●強く握るタイプ
熱意、好意などを相手に伝えたい心理が働いている
●弱く握るタイプ
相手にあまり関心がなく、親密になることを拒否する心理が働いている
●汗をかくタイプ
極端に緊張している。人見知りする人に多い
・髪を触る女性は優しい言葉を求めている
精神的に不安定な状態
↓
癒されたい!欲求
↓
相手がいないので自分で髪を触る→仮の安心感を得ることができる
↓
自己親密性
本当に求めているのは恋人との触れ合いだが、それが得られないために、自分の髪を触るという行為で代用している
・一般的に「嘘をつくときは視線をはずすもの」と考えられているが、こと女性には当てはまらないことになる。(中略)
男性
嘘を隠そうと視線をそらしてしまう
女性
必要以上に視線を合わせる
・瞳は嘘をつかない!!
相手によって瞳孔の大きさが瞬時に変化
相手に惹かれると瞳孔が拡大する
興味がないと瞳孔は縮小する
瞳孔は意識的に操作ができない器官
・電車内の席はこうして埋まる!
①席の端から埋まる
②もう片方の端が埋まる
③両端から最も離れた真ん中に座る
人はパーソナルスぺースを保とうとするために、おのずと席が決まっていく
パーソナルスぺースとは?
自分を取り囲む空間のなかで、他人に入り込んで欲しくない自分だけの領域。図書館や映画館などでも同じ行動をとる
・オーバージェスチャーの効果
相手を自分のペースに引き込みたいときには有効
ところが・・・・・・小人数のときは、雰囲気を壊し、相手を不愉快にしてしまうので要注意
・お世辞の笑顔を見破る法!
●本当に笑顔
口が笑ってから目が笑う
タイムラグがある
●お世辞の笑顔
目と口が同時に笑う
タイムラグがない
●書籍『[図解]しぐさと心理のウラ読み事典』より
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