綿貫 智人 氏　書籍『リストラなう!』より

このページは、書籍『リストラなう!』（綿貫 智人 著）から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・会社では毎週一度、書籍の売れ行きを報告し、重版するかどうか検討する会議を開いています。重版する書目が決まると、書店法人の本部窓口宛に「重版情報」と題したＡ４一枚のExcel書類を送っていました。これは僕が営業部に異動してくるずいぶん前からやっていたようです。

・現在、社員平均所得は１１５０万円ですが、８００万円代になることが予想されます

・この会社は、職種・責任に関係なく、時間外労働の時間で給与の多寡が決まるのだ

・「書籍の営業なのに自社の本をまったく読んでいない」というご指摘。ごめんなさいその通りです。新刊の見本が回覧で回ってくるのでカバー・オビ周りの情報をチェックし、開いてぱらぱらと見たりします。これはと思うもの、あとイベントを行なうものは借りて帰って読みますが、通読するのはまれですね・・・。

・「多くの出版社が水増し部数やありもしない増刷で広告を打ったりしている」(要約)という気になるものがありました。僕の経験では、新聞広告に部数を載せるときは印刷証明を提出していましたから、それない、と思います。他社は知りませんが。

・ファクスのタイムススタンプは日曜深夜だ。着荷のない日曜の晩に夜なべして補充注文を送ってくれる書店さんは多い。

●書籍『リストラなう!』より
綿貫 智人 著
新潮社 (2010年7月初版)
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