このページは、書籍『セミナー講師で稼ぎたいと思ったら読む本』(松尾 昭仁 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・2010年度の国税庁の調査では、全国の法人数はおよそ261万。つまり、株式会社、有限会社、その他合資などの会社のトップ。いわゆる社長が261万人もいるということです。261万人という数は、京都府の人口とほぼ同じ。毎年生まれてくる赤ん坊の数(約107万人)の2倍以上にもなります。
「社長」といっても、とくに貴重なわけでも、尊敬されるわけでもない------。(中略)「どうすれば『その他大勢』から抜け出すことができるのか・・・」
・私が考えた、「売れっ子セミナー講師を口説く法」とは?(中略)
私が丸山さんに行なった提案は、具体的にはこんな具合です。
*私はこのセミナーから金銭的利益を得るつもりはなく、総収入のうち、会場費などかかった経費を引いたすべての売上げを丸山さんにお支払いする。
*集客のためのホームページ作成から会場の確保、当日のスタッフの手配から運営までのすべてを私のほうで行ない、丸山さんには、一切、面倒なことさせない。
・ボランティアスタッフになるメリット(中略)
①「無料」でセミナーを聞くことできる
②セミナー開催の「段取り」がリアルに体験できる
③主催者側の人間としての「ステータス」が手に入れられる
④セミナー講師に「恩」を売ることができる
・最初は「講師」より「主催者」をすすめる理由(中略)
有名講師なら、その人のネームバリューで、ある程度の人数を集めることは可能です。そこであなたは、「有名講師を招いた主催者」としての実績をつくっていくのです。
セミナー主催者になるメリットとは?(中略)
①セミナー参加者の名簿が手に入る(中略)
②参加者や世間から「特別な人、すごい人」として扱われるブランドが得られる(中略)
③有名セミナー講師と親しくなることができる
・当社では、参加者が50名程度までの規模のセミナーでは、スタッフは5名程度にしています。まず、受付ですが、2人程度。基本的に女性にやっていただいています。そして、司会者が1名、会場での机や椅子の移動などに必要な力仕事を担当してくれる男性スタッフを2名。
・タイトルづくりのコツは、2つ。
まず1つ目が、「参加対象者」をタイトルに入れる、ということです。たとえば、「シングル女性のための『老後のお金』準備セミナー」という具合です。(中略)もっといえば、対象者は「40代のシングル女性」など、より絞って書くのがベストです。(中略)
2つ目は、同じセミナーをすでに何度も開催している場合は、「第○回」と開催回数を入れる、ということです。「第5回」という具合に、回数が書いてあれば、それを見た人に「すでに4回もつづいているのだから、実績があるセミナー」と安心してもらえます。
・セミナー開催情報はもれなく入れる(中略)
【ホームページに掲載したい内容】
◎講師の写真&プロフィール
◎セミナーに参加するメリット
◎セミナーの目的と、その具体的な内容
◎セミナーの日時、場所、参加費などの詳細情報
◎当日のタイムスケジュール
◎懇親会の有・無(お店や参加費も掲載)
◎参加者への特典や付録
◎講師および主催者からのメッセージ
◎既存の参加者の顔写真が付いた喜びの声(ひとりではなく、よりたくさんから感想をいただき掲載するのが理想)
◎参加者のその後の活動報告
◎業界の著名人からの推薦の声
・・・etc
・申込み直後に送る案内メール
盛り込む内容
①申込みのあった講座名
②申込みの内容(中略)
③講座の受講料
④支払い方法(中略)
⑤セミナーの詳細
セミナー直前に送る案内メール
盛り込む内容
①申込みのあった講座名
②セミナーの詳細(中略)
③主催者からのメッセージ
・代引きサービスで、不払い問題を一気に解決
・名刺交換タイムは、セミナー後より前がベスト(中略)
それだけの時間をとる理由は、2つあります。
ひとつ目はの理由は、参加者同士が知り合いになってもらうためです。(中略)そしてもうひとつの理由は、こちら側(講師・主催者側)のためです。セミナー開始時は、講師も主催者も緊張しています。その最大の原因は、参加者全員が少なからず緊張しているからです。
・長時間のセミナーではBGMが必須である(中略)
セミナー開始前の「受付時」や参加者同士の「名刺交換タイム」には、アップテンポの曲を流します。こうした曲には、セミナーへの期待感を高めたり、名刺交換をしやすくしたりなどの効果があります。
途中の休憩にも曲を流します。そうすることで、オン(講義中)とオフ(休憩時間)との切り替えを促します。また、昼食時にはリラックスできるようなスローな曲がおすすめです。
・手の位置が、あなたの印象を左右する(中略)
手を後ろで組むという行為は、人とよっては威圧感を与えることもあります。なので、あまり印象はよくないのです。また、頻繁に髪に触る、頭をかくなどの行為は不潔な印象を与えかねません。
・一発屋の「セミナー講師」にならないために・・・(中略)
継続的にセミナーをつづけていく秘訣(中略)
心得1 セミナー講師は前日からコンディションを整える(中略)
心得2 清潔感を意識する(中略)
心得3 セミナー講師は食事にも気を配る(中略)
心得4 セミナー講師は謙虚しすぎてはならない(中略)
心得5 セミナー講師はあいまいな表現を使ってはならない(中略)
心得6 セミナー講師は参加者を攻撃してはならない(中略)
心得7 セミナー講師は出し惜しみしてはならない
・自主開催セミナーはどのように集客していますか?(中略)
「セミナーズ」(http://www.seminars.jp/)、「わたしみがみ」(http://www.watashimigaki.com/)、「ドリームゲート」(http://www.dreamgate.gr.jp/)といったセミナーの告知ができるサイトに登録しています。
※倉島麻帆氏談
●書籍『セミナー講師で稼ぎたいと思ったら読む本』より
松尾 昭仁 著
中経出版 (2011年9月初版)
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