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書籍購入の実態調査を紹介したい。まずは「本はどこから入手する?」のアンケート結果から。
入手先 |
人数 |
% |
新刊書店 |
3,857 |
41.2 |
ネット書店 |
1,715 |
18.3 |
図書館 |
1,673 |
17.8 |
古書店 |
889 |
9.9 |
新古書店 |
746 |
8.0 |
ネット新古書店 |
357 |
3.8 |
電子書籍 |
54 |
0.6 |
その他 |
41 |
0.4 |
新刊書店とネット書店を合計すると 59.5%となり、新刊本を選択する傾向は今も根強い。一方、古書店や新古書店・ネット新古書店を合計すると 21.7%となり、新刊書店の半分になる。同じ本であるならば、新しい本でなくても安いほうが良いといった理由で選ばれているようだ。読者の選択肢は今後も拡大すると考える。
順位 |
購入先 |
% |
1 |
大型書店 |
71 |
2 |
アマゾン・ジャパン |
40 |
3 |
小規模書店 |
31 |
4 |
アマゾン以外のネット書店 |
28 |
5 |
電子書店2 |
2 |
6 |
その他 |
1 |
※複数回答
アマゾンとアマゾン以外のネット書店を合計すると 68%になり、大型書店も近いうちにネット書店に逆転されるかもしれない。
順位 |
購入先 |
% |
1 |
ブックオフ |
72 |
2 |
アマゾン・ジャパン |
30 |
3 |
中古書店 |
29 |
4 |
新刊書店 |
5 |
5 |
その他 |
5 |
※複数回答
中古書店はブックオフが有名だが新刊書店でもバーゲンブックの拡大が期待されている。紙が古いだけでコンテンツが変わらないのであれば出会った時が新刊である。今後も中古本は場所を変えて拡大していくと考えられる。
寄稿:出版流通コンサルティング 冬狐洞 隆也 氏
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