このページは、書籍『サラリーマンの僕が35歳で資産3億円つくった方法』(島居 里至 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・お金を増やすには、コツがあります
お金の入口をひとつにしないこと
・宝くじは投資ではなく、消費であるということをご存知でしょうか?(中略)
300円の宝くじを1枚買うと、約160円が胴元(地方自治体)である都道府県と政令指定都市との収益金に充てられる仕組みになっているのです。
・複利のスピードをわかりやすくしたのが、「72の法則」というものです。
72の法則とは、72を年利で割れば、元金が2倍になるまでのおおよその年数がわかる便利な法則です。
・世界のカジノの本場であるアメリカのラスベガスでは「フロントマネー」という制度があります。これは、まとまった金額をカジノに預けることで、クレジットラインをつくってもらうための審査に必要な個人情報を提供する制度です。おもに外国人が利用する制度で、個人的な信用をカジノ側から得るための制度なのです。(中略)
フロントマネーを入れておきさえすれば、
●空港にリムジンで迎えに来てくれるサービス
●豪華な食事やショー
●ラズベガス観光
=
すべて0円!!
なんと、これらがすべて「無料」なのです。ラスベガスではありませんが、アジア圏のカジノでは、日本からの往復の航空チケットを提供してくれるところもあります。
つまり、お金を持っていることが、その人の「武器」になるのです。
・1カ月に貯蓄額が1億円を突破するのに必要な時間
年利 5% 10% 15% 20%
1カ月の貯蓄額
1万円 76年 46年 34年 28年
2万円 63年 39年 29年 24年
3万円 55年 35年 26年 22年
4万円 49年 32年 24年 20年
5万円 45年 30年 23年 19年
・お金持ちは次の2つを実行しています。
①給料だけでなく、複数のお金を入口をつくること(中略)
②お金の出口を絞るということ
・僕は「投資」と呼べるお金の使い方を次の5つのお金のモノサシで計ることにしています。
①時間を得られるもの
②お金(資産、資源)を得られるもの
③情報を得られるもの
④人脈を得られるもの
⑤ノウハウを得られるもの(中略)
一方、消費とはこの5つのお金のモノサシの逆のものを指します。すなわち、
①時間を消費するもの
②お金消費するもの
③情報が手に入らないもの
④人脈が手に入らないもの
⑤ノウハウが手に入らないもの
・不動産投資にはセオリーが確立されており、成功パターンや失敗パターンを分析すれば、不動産投資におけるほとんどのリスクを回避できる。
・不動産を買うときの、絶対はずせない条件5つ(中略)
1、都心からアクセスのよい全国的に有名な立地(中略)
2、駅から徒歩5分以内の超駅近物件(中略)
3、周辺にスーパー、コンビニエンスストア、クリーニング店などがある(中略)
4、高速道路の脇や、大街道沿いではない(中略)
5、投資用マンションが飽和しているエリアではない
・銀行からお金を借りるための「事業計画書」の書き方(中略)
銀行に提案する事業計画書には、
①自己紹介
②経営理念
③会社概要
④事業内容
⑤返済計画
⑥銀行の取引メリット
の6つの要素が必要になります。この事業計画で最も重要なのは①自己紹介、④事業内容、⑤返済計画、です。
・物件の構造が資産価値に大きな影響を与えることが理解できました。(中略)
中古物件を購入する場合は、まず建築されてからどのくらいの年数が経過しているかをチェックしておきます。なぜなら、1981年に建築基準法(俗称・耐震法)が改正され、その翌年以降の建物は耐震基準などが大きく変更されたからです。これにより、1982年以前と以降とで、物件の構造や設備など大きく変わったのです。
・人生のマイナスイベント、すなわち離婚、負債、移転、税金、遺産、定年退職、病気などによって、資産を売却しなければならないときにお買い物物件が発生しやすいのです。要は現金をすぐに欲しい人たちから、物件を購入するということです。こういうマイナスイベントによる資産売却は、人脈によってしか情報がもたらされない場合が多いのです。
・事業にはリスクが発生します。そのリスクを徹底的に分析し、ヘッジすることが成功の秘訣のひとつといえます。
・不動産オーナーのなかには、リーマンショックで本業に大きく穴を開け、現金が欲しいオーナーもいるかもしれません。そこで、市場には出ているものの半年、1年ずっと売れていない物件に、1割~2割下の価格でオファーすれば、しびれをきらしたオーナーが現金欲しさに売るかもしれないのです。
●書籍『サラリーマンの僕が35歳で資産3億円つくった方法』より
島居 里至 著
大和書房 (2009年12月初版)
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