このページは、書籍『2時間で足が速くなる』(川本 和久 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ポン・ピュン・ランとは、地面からの反発力を活かして軽やかに「ポン」と弾み、脚が着地した瞬間、その脚をもう片方の脚で「ピュン」と追い抜くやり方です。
・速くならなかったのは「運動神経」や「体格」のせいではありません。走り方の問題なんです。間違った走り方だから、トレーニングしても速くならなかったのです。
・「ポン!ポン!と弾むように走るんだ」
「前脚が着地した瞬間、その脚を後ろの脚のヒザでピュン!と追い抜くんだ」
・走る時にはニュートンの運動の3法則を活かすべきだ
※トム・テルツの教え
・地面に上から下に力を加えて、カラダをまっすぐにして移動すること
・ポン・ピュン・ランをマスターしよう(中略)
ポイント1 カラダをまっすぐにしたまま移動する
ポイント2 脚を上から下におろして地面に上手にエネルギーを加え、地面からの跳ね返りのエネルギーを逃がさないで弾む(=「ポン」の動作で弾みながら走る)
ポイント3 大きなエネルギーを加えて遠くに跳ぶ(=「ピュン」の動作で遠くに跳ぶ)
の3つが大切です。
・スタートで大切なのは、大きな力を「グイ」と地面に加え、腰をできるだけたくさん前に移動させることです。この時、「グイ、グイ」と声に出すだけで、いいスタートダッシュができるようになります。
・「ポン」をマスターする(中略)
地面に立てた空き缶を上から下につぶすイメージです。
・走る速さは、「脚の回転数(ピッチ)×歩幅(ストライド)」で決まります。
・大きなエネルギーを生み出すという観点からすれば、手の平はグーに握るよりも、パーに開いたほうがいいでしょう。パーに開くと腕が長くなり、腕を振った時のエネルギーが大きくなります。
・子どもに走り方を教える時に絶対やってはいけないのは、修正ポイントを指摘すること、つまり動きを見せようとすることです。(中略)まずは「いい感じ」をつかませてあげることです。特に「自分のカラダのどこに力がかかるのか」を感じさせてあげることです。
・「ポン」「ピュン」「グイ」を叫びながら走ると速くなる
子どもに運動を指導する時には、擬態語を使うといいでしょう。たとえば、「ポン」「ピュン」「グイ」などの表現です。ああなって、こうなってと動きを説明するのはなく、動作の完成形のイメージをひと言で表現します。
・運動会当日にアメ玉を口に入れるのはやめておきましょう。持っていくならレモンのハチミツ漬けです。レモンのクエン酸には疲労物質を抑制する効果がありますし、ハチミツは多糖類なのですぐにエネルギーになってくれます。
●書籍『2時間で足が速くなる!~日本記録を量産する新走法 ポン・ピュン・ランの秘密』より
川本 和久 著
ダイヤモンド社 (2008年2月初版)
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