このページは、書籍『「メール好感度」を格段に上げる技術』(神舘 和典 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・丁寧すぎるメールは、ときとして相手に嫌がられます。
・宛先はアドレスのままでいいか(中略)
私の周辺でリサーチしたみたところ、メーカーや金融などの職場では、宛先には「様」がないと失礼という意見が多数派でした。しかし、私自身も含め、メディア関係の人間は、ほとんど気にしていないようです。業種や職種によって、面白いほど解釈が違っていました。
・署名は数パターンあると便利(中略)
著名に入れて毎回毎回「感謝!」などと送られてくると、かえって好印象は持たないものです。私自身、実際に「またか」と感じていたし、誰に対してもこうしたメールを送信していることを想像すると、ちょっと不気味でした。
・添付ファイルが消えた!?(中略)
これは、送信側と受信側の、メールソフトの送受信の形式の違いによってときどき起こる不具合です。(中略)この現象は、メールソフトのOutlook2007からOutlook Expressへ送信する際によく発生しているようです。
・Outlook2007を使っていて、特定のAさんに添付ファイルが届かないという場合、次の設定を行ってください。
①メニューバーの「ツール」から、「オプション」のウィンドウを開く。
②「メール形式」のタブを選択する。
③「メッセージ形式」の「このメッセージ形式で作成する」の項目を、「HTML形式に変換」もしくは「テキスト形式」に設定する。
④「メッセージ形式」の「インターネット メール形式」をクリックし、「HTML形式に変換」もしくは「テキスト形式に変換」に設定する。
⑤Aさんのアドレスを、アドレス帳に登録する。
⑥「連絡先」ウィンドウのアドレス欄をダブルクリックし、「電子メールのプロパティ」のウィンドウを開く。
⑦「インターネットメール形式」の項目を、「最適な送信形式を自動的に選択する」もしくは「テキスト形式で送信」に設定する。
・相手への心配りはする。工夫もする。でも、やりすぎない。そこがメールの難しさです。しかし、だからこそ、使い勝手もいいのです。
・原稿は締め切り厳守で、ヨロピク!(中略)
「ヨロピク!」にも理由がありました。原稿の締め切りの確認や、原稿の催促をきちんとした文章で書くと、筆者にプレッシャーを与え過ぎてしまうから、ということでした。
原稿は締め切り厳守で、よろしくお願いします。
確かに、このように文字で送られてくると「ヨロピク!」よりは心に負荷がかかります。
・差が付く語彙のバリエーション(中略)
感謝の表現 ありがとうございます、感謝いたします、お礼申し上げます
・ケータイメールはパソコンメールよりも簡潔に(中略)
必要がなければ、引用返信はやめましょう。パケット数が増えるからです。
●書籍『「メール好感度」を格段に上げる技術』より
神舘 和典 著
新潮社 (2009年11月初版)
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