このページは、書籍『心を打つちょっとした気の使い方93』(山崎 武也 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・人を喜ばせて楽しい思いをさせるのは、それほど難しくない。相手の人に関心を持ち、相手の気持ちをちょっと推し量るだけでよい。自分が人にしてもらえればうれしいと思っていることを、相手に対してすればよいのだ。
・「けなして」よろこばれる!? 友人同士のつきあい術(中略)
一緒にいるときは悪く言い、陰ではよく言っているというコントラストのため、よく言っているという事実が際立つ。本人の前では悪者風に振舞うと「偽悪的」な態度に、友人との結びつきの深さをしみじみと感じるだろう。
・ゴルフ場のキャディーに対する場合でも「キャディーさん」などと呼んでいるうちは、よいサービスは期待できない。(中略)最初に、お互いにきちんと名乗っているのであるから。名前で呼ぶべきである。
・「幇間(ほうかん)」のテクニック
------“賢い馬鹿”は誰からもかわいがられる!
稀有になってはきたが、「幇間」という職業がある。酒席に出て、おもしろいことを言ったり余興をしたりして、客と芸者の間を取りもったり、客の機嫌を取ったりする。席をにぎわすのが役目で、「たいこもち」とも言われる。
・人と仲良くなるときの秘訣は、一般的には「徐々に」である。親密な関係を築き上げるには、まず、その土台固めをきちんとする。
・「この人ともっと親しくなりたい!」を伝えるテクニック(中略)
皆に好かれようと思って神経をすり減らし、自分のエネルギーを分散させるのではなく、好きだと思う人に集中するほうがよい。五、六人以上の、プライベートで非公式な集まりであれば、皆と仲良くなろうと無理をしない。波長の合う人たちと仲良くなることだけに努力したほうがよい。
・相談したくなる人・絶対したくない人のすぐわかる“境目”(中略)
相談してきたからといって、自分の考え方を部下に押しつけはしない。あくまでも、部下の立場に立って考えようとする姿勢を崩さない。(中略)また、「相談しやすい上司」は、部下に対してときどき自分が相談したりもする。
・部下と一緒に仕事をしようとする姿勢の上司は、まず、「君の知恵を借りたいだのが」という言葉と共に、部下に話しかける。(中略)「信頼されている」という重みは、心の中の自信に対する励みとなる。
●書籍『心を打つちょっとした気の使い方93』より
山崎 武也 著
三笠書房 (2010年7月初版)
※amazonで詳細を見る
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.