このページは、書籍『インターネット図書館 青空文庫』(野口 英司 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・都立日比谷図書館の場合、図書は十三万冊で、一日の入館者はおよそ二〇〇〇人だと言う。青空文庫の場合、蔵書四八〇〇冊にして、一日七〇〇〇人が入館する。蔵書数の割には利用者数が多いと言えるだろう。
・無料の青空文庫データを、ビジネスに利用しているケースもある。大創出版は、三〇冊の「ダイソー文学シリーズ」を一〇〇円ショップのアイテムとした。フロンテアニセンは、特殊加工した“お風呂で読む本”にして一冊一〇五〇円で販売、これもシリーズ化されている。
・青空文庫を呼びかけた人
富田倫生/浜野智(ちへいせん編集部)/八巻美恵/らんむろ・さてぃ(会計)/LUNA CAT
・青空文庫は、以上570人の人々に支えられています。
・青空文庫は出版社の敵か(中略)
青空文庫の場合も、テキストを読んでその作品が気に入ったのならば、製本された紙の本が欲しくなると思いますね。普段はあまり本を読まないような人に、その作品の存在を知らしめている部分もあって、ネット公開は一種の宣伝になるんじゃないでしょうか(中略)
売り上げが伸びているという報告
http://www.bittorrent.jp/archives/special/000239.php
・著作権切れ作品は、誰もが、世界のどこからでも自由に引き落とし、さまざまに活用できる。二〇〇五年一〇月で、その数は四九〇〇点を超えた。当初想定していたパソコンでの利用に加え、作品は、携帯電話やゲーム機、各種の小型電子機器でも読まれるようになった。視覚障碍者は、音声に変換して聞く。
●書籍『インターネット図書館 青空文庫』より
野口 英司 著
はる書房 (2005年11月初版)
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