このページは、書籍『江戸の蔵書家たち』(岡村 敬二 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・塙保己一の『群書類従』の編纂にも多大な助力をした蔵書家として、大田南畝をあげておかなければらない。
・記憶と記述、音読と黙読といった、読書環境た知のかたちをめぐるひとつの転機が天才塙保己一のなかに宿っていたといえようか。
・塙保己一に象徴させる音読と記憶、そして新たな読みとしての黙読、記述、それは知識の書物との新たな関係を予感させる。黙読という読みは自分だけの時間と空間の獲得を意味している。
・林鵞峰の『日本書籍考』(寛文七年)がある。
●書籍『江戸の蔵書家たち』より
岡村 敬二 著
講談社 (1996年3月初版)
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