このページは、書籍『ほんとうに使える論理思考の技術』(木田 知廣 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・現場で使えない!「イタい」論理思考(中略)
「イタい」論理思考 1
会議で相手を言い負かすが、まわりどんビキ
自分の「正しさ」を証明したい!(中略)「議論に勝つこと」が目的になる(中略)
「イタい」論理思考 2
評論家気どりで信頼を失う
実際に行動を起こさず、理屈をこねる(中略)
「イタい」論理思考 3
犯人探しで組織を腐らせる
・コツは「主張」と「根拠」を分けるだけ!
論理的な考え方、ポイントは1つ!(中略)
「主張」と「根拠」って?
「主張」というのは、「自分が言いたいこと。相手に伝えたい、もしくは、相手にわかってもらいたい点です。一方の「根拠」は、なぜそう思ったのかの理由、そう考える元になった事実などを指します。
・【ピラミッド・ストラクチャの3大チェックポイント】
①根拠はほんとうに根拠か?
②主張と根拠はつながっているか?
③根拠の横並びに違和感はないか?
・人を動かすときもまったく同じで、いきなり大きなお願いをするよりも、最初にどんな小さなことでもよいので、とにかく相手から最初に「イエス」を引き出すのが肝心です。(中略)
「ちょっと話を聞いてくれない?」
「いいですよ」
ほんとうにお願いしたいことが最後。最初は、NOと言えない頼みごとから始める
・社内政治を使いこなすための5つの源泉
情報通になる
権威を借りる
リソース配分の権利を握る
グループを形成する
専門スキルを高める
・「PEMA(ピーマ)の法則」(中略)
Problem (問題)
↓
Enemy (その問題を引き起こした相手。強大な敵)
↓
Mission (ミッション。強大な敵をやっつけるという使命)
↓
Action (アクション。そのための第一歩)(中略)
スティーブ・ジョブズのプレゼンでも活用されている
・人は4つのタイプに分けられる(心理)(中略)
「外部か内部か」の2軸にとって、「損得勘定」、「承認欲求」、「規範意識」、「好悪感情」の4つに分けることができます。(中略)
タイプを見分けるのとはとても簡単。この質問をすることですぐにわかります。
「○○さんが、仕事をやる上で大切にしていることってなんですか?」(中略)
損得勘定:「儲かるかどうか!」
規範意識:「会社にとっても、社会にとってもためになることが一番大切です」
承認欲求:「誰かに喜んでもらえることが大切です」
好悪感情:「特にないです。好きな仕事をするのが一番」
・損得勘定タイプを落とすポイントは「お金」(論理+心理)(中略)
「収益性」、「拡張性」、「成長性」(中略)
「入ってくるお金(売上)」、「出ていくお金(費用)」、「収益タイミング」
・承認欲求タイプを落とすポイントは「世間の目」(論理+心理)(中略)
「評判」、「権威づけ」、「お願い」の3点セットで決まりです。
・規範意識タイプを落とすポイントは「価値観」(論理+心理)(中略)
「こだわり」、「一貫性」、「伝播性」
・好悪感情タイプを落とすポイントは「好き嫌い」(論理+心理)(中略)
「類似性」、「補完性」、「意外性」
・8大ビジネス・フレームワーク(中略)
①3C (モノを売る際のヌケ、モレがなくなる)
Customer(市場)
Company(自社)
Competitor(競合) (中略)
②4P (マーケティングに必須の4つの視点)
Product(製品)
Promotion(プロモーション)
Place(立地)
Price(価格) (中略)
③ポーターの5F (「おいしい業界」を見つける)
新規参入の脅威
↓
供給業者の交渉力 → 競合相手の強さ ← 顧客の交渉力
↑
代替品の脅威 (中略)
④内/外/市場の選択 (会社の勝ちパターンを見抜ける)
[対内的に]どうやって商品やサービスを生み出すのか?
[対外的に]誰に、何を、いくらで提供するのか?
[市場選択]どこで戦うのか?(中略)
⑤マッキンゼーの7S (会社経営のしくみがわかる)
戦略 Strategy
社内のシステムSystem 組織構造 Structure
企業理念 Shared value
行動様式 Style 人材 Staff
スキル・能力 Skill (中略)
⑥バリューチェーン (会社の中で一番大事な仕事を見つける)(中略)
⑦資産=資本+負債 (会社のレントゲン検査)(中略)
貸借対照表(BS)(中略)
⑧利益=売上-費用 (会社の儲ける力をはかる)
損益計算書(PL)
●書籍『ほんとうに使える論理思考の技術』より
木田 知廣 著
中経出版 (2011年5月初版)
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