このページは、書籍『最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本』(コンテンツビジネス調査研究会 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・狭義のコンテンツとは映画、音楽、ビデオゲーム、テレビ番組、アニメ、マンガ、コミックなどを指している。これに対して、広義のコンテンツとは、旅行・遊園地・テーマパーク、スポーツ施設などのエンターテイメントや、コンピュータのビジネスソフト、データベースなども含めた捉え方だ。
・コンテンツビジネスで大切な五つの分野(中略)
1 企画・制作
2 流通・配信(ネットワーク)
3 課金・ファイナンス(資金調達)
4 著作権・知的所有権
5 人材育成・教育
・コンテンツ産業は大きく「映像系」(映像・放送・ゲーム)、「音声系」、「テキスト系」(新聞・出版)に分類させる。総務省の調査ではコンテンツ市場は年々拡大しており、二〇〇六年には一一兆円を越す規模になっている。なかでも映像系と音声系の市場拡大が進む一方で、テキスト系の市場は低迷が続いている。
・「新聞や書籍も再販制度を見直すべき」という意見が公正取引委員会を中心に出ては消える、という状況がこの三〇年間続いている。最近では一九九五年に公取委が「再編制度廃止」の中間報告書を出した
・徳間書店の子会社として発足したスタジオジブリの作品は、長らく徳間書店主導で製作されてきた。一九九六年にはウォルト・ディズニーと業務提携し、ディズニーが世界配給を手がけている。一九九七年、業績悪化により徳間書店にいったん吸収されるが二〇〇五年に独立。二〇〇八年からウォルト・ディズニー社から新社長を迎えた。
●書籍『最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本』より
コンテンツビジネス調査研究会 著
日本能率協会マネジメントセンター (2008年10月初版)
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