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今回は、書店向けFaxDMのノウハウと少し異なりますが、よく頂戴するご質問についてを紹介したいと思います。
本を売るために効果的な方法の一つは、同ジャンル、または近いカテゴリと思われる著者に、あなたの新刊を紹介してもらうことです。つまり、ライバルと思われる著者と組むやり方です。
ある著者が、近いカテゴリの著者20人程度、ピックアップされ、各人の本を読み、簡単な感想を伝えました。さらに、新刊を出したので「専門家」としての意見を聞かせて欲しいと献本されたのです。
結果、約8割の著者が、その方の本をご自身のメディア(メルマガやブログ、フェイスブック、ツイッター等)で無料で紹介され、購買に結びつきました。
とりわけ、この著者が上手だなと思ったことは、献本するから読め的な上から目線ではなく、「その道のプロとして教えてほしい」といった形をとったことです。そう言われて嫌な顔をする著者は少ないでしょうから。
言うまでもないですが、基本的にそのジャンルを読む人は、近いジャンルの本は何冊も読みます。あなたの本棚にもある特定のジャンルの本がたくさん並んでいるのではないでしょうか。逆にいえば、興味のあるテーマの本や仕事に関係する本、趣味趣向の本以外は買わないはずです。
似通った本をすでに出されている著者にとって、同じような他の本を紹介することは、その道の専門家としてしていることが多いです。というのは、同ジャンルの本を消費者に紹介することで、結果、自分の本も売れることをよく知っているからです。
また、自分の意見だけではなく、他の著者をすすめることで公平性のある人だと、結果、信頼も上がります。
すでに何冊か出している著者なら、過去の本とは読者対象が異なると思います。つまり、近いジャンルの著者も変わってくるのはないでしょうか。今一度、似通ったジャンルを探し、その著者たちと何かできないか探すことが購買に結びつく一つだと考えます。
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