このページは、書籍『「考える力」はこうしてつける』(ジェニ ウィルソン 著、レスリー・ウィング ジャン 著、新評論 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・考えることは、実は一番難しいのよね
・メタ認知能力(自ら学びについて自ら考える力)
・振り返りなメタ認知のできる生徒は、具体的にどんなことができるのですか?(中略)
批判的に考えられる
①調べる
②明らかにする
③構成する
④推論する
⑤応用する
⑥一般化する
⑦仮説を立てる
⑧予想する
⑨評価する
⑩まとめる
・お互いを知り合うための活動(中略)
自己紹介ならぬ「他己紹介」
・生徒達に自分で考えさせる(中略)
身につけたい主な技能
①理解する
②仮説を立てる
③振り返る
④まとめる
⑤自己評価する
⑥評価する
⑦分析する
⑧応用する
・質問するということは、振り返りとメタ認知能力を養うときに欠かせないものです。それは、生徒と教師に理解していることを振り返らせるだけでなく、学びや思考や授業の改善にも導いてくれます。
・いい質問とは?(中略)
●学びに貢献する。
●さらなる質問や答えを探し求める興味への導火線となる。
●創造力と批判的思考能力を使う。
●情報を思い出す以上の思考力を使う。
●学習の状況や生徒にふさわしいもの。
●既存の知識を踏まえて関連づけるもの。
●生徒たちを振り返りや計画に巻き込むもの。
・質問の種類(中略)
①閉じた質問------正解が一つしかない質問のことです。(中略)例題:オーストラリアの人口はどれくらいですか?(中略)生徒たちがどれだけ覚えているのかを確認したいために使われることが多いです。
②開かれた質問------たくさんん異なる回答があり得る質問ことです。例題:「よく読む」ときはどんなことをしますか?(中略)
③飾り的な質問------答えを期待しない質問です。
・私の学びを助けるものは?
---集中する
---考える
---ほかの人と一緒に作業する
---聞く
---横道にそれない
---十分な時間
---質問をする
---話し合う
---自分がしていることを理解できる
・よい話し手
発言する
面白くする
聞き手を見る
聞き手が理解していることを確かめる
質問をする
身体も目線も逃げない
テーマを変えない
理解されていないようなら繰り返す
顔や手を使う
音声を変える(一方調子では話さない)
・よい聞き手
寛容
テーマを変えない
邪魔をしない
話し手を見る
雑音を立てない
適切な質問をする
うなずく
注意する
終わったときに話されたことを反復する
●書籍『「考える力」はこうしてつける』より
ジェニ ウィルソン 著
レスリー・ウィング ジャン 著
吉田 新一郎 翻訳
新評論 (2004年4月初版)
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