このページは、書籍『月のリズムでダイエット』(岡部 賢二 著、サンマーク出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ダイエットとは、太りすぎたり、やせすぎたりした体を、適正なバランス状態に戻す養生法のことをいうのです。(中略)また、本当のダイエットとは体が健康になるだけでなく、心まで明るく豊かにすることができるものだと思います。
・月は、地球、人、生物に影響を与えている
形をもたない柔らかな物質である水は、月の引力の影響を強く受けます。月と向かい合った海面は、月の引力に強く引かれ、大きく盛り上がるため、水位が上がります。そのちょうど反対側の面も、地球の自転による遠心力(中心から外に向かって拡散しようとする力)によって盛り上がり、この二面が満ち潮の状態になります。その水の移動によって、側面では引き潮となります。
・アメリカの精神科医アーノルド・L・リーバーは、「月の引力によって潮の満ち引きが引き起こされるように、体の80%が水分である人間の体内でも潮汐(ちょうせき)作用が起きている」という仮説を立てました。それを「バイオタイド理論」
・満月から欠けていく月には、「解毒」「洗浄」「発汗」「発散」などの働きがあります。そして、新月に近づくほどその力は強まり、新月にピークにむかえます。
その影響を受けるため、手術や治療などは新月に向かう時期に行うと出血が少なく、傷の治りが早くなります。また薬の副作用を受けにくくなるので、手術の成功率が高くなり、回復時期が短くてすむのが、この欠けていく月の時期の特徴なのです。(中略)
反対に満ちていく月では、「補給」や「摂取」という、体にいろいろなものを吸収してエネルギーを蓄える働きが増し、その力は満月にピークをむかえます。また、体の「保護」や「休養」を促す期間でもあります。
・月の満ち欠けと生理周期が一致していると、体にストレスがなくなり、快適な状態を手に入れることができるのです。体のサイクルは、食べ物を整えていくとことで、徐々に月の満ち欠けに合わせられるようになっていくでしょう。
・月をながめると「幸せホルモン」が出る
満月の日に月明かりを浴びると、さらホルモンバランスが整いやすくなります。夜になり、太陽が沈むことによって体内に増えてくるのがメラトニンというホルモン。メラトニンは、脳のなかの松果体で作られるホルモンです。このメラトニンが血液中に放出されると、脳の温度が下がって睡眠が誘発されるのです。
・あずきは婦人病と腎臓病の妙薬(中略)
イソフラボンは、女性ホルモンのバランス調整機能をもっているということです。(中略)小粒で油分(陰性)よりもデンプン質(陽性)が多く、色の赤色(陽性の色)で、体を冷やしません。冷えや油に弱い臓器である腎臓に、ピッタリの食べ物なのです。
・新月と満月の夜は夕食抜きの塩浴でデトックス(中略)
新月に何も食べずにいると、体は毒素を分解して、外に出す力がもっとも高まっているため、普段の日よりも病気の予防をしやすくなります。だから新月にプチ断食をすると、解毒力が増し、血管の洗浄力が高まるのです。
・新月と満月の夜に塩を入れたお風呂に入ると、さらにデトックス効果が上がります。月のエネルギーは水と共鳴し、水のなかに情報として取り込まれるのです。(中略)塩の量は、お風呂の湯の1%くらいが目安です。100リットルに対して約1kgです。
・やせるためのダイエットは月のリズムに合わせて行なうと、より効果的になります。満月から新月にかけての欠けていく時期が、最も解毒力、排出力、浄化力の高まる時期です。この約2週間は、脂肪分や糖分の多い欧米食を減らし、たまった脂肪を溶かす作用のあるしいたけや大根、海藻、こんにゃくなどの煮物と青菜のおひたしや漬物などを増やし、雑穀ごはんや玄米ごはんを食べるとよいでしょう。
・まばたきが多くなる状態も、食べすぎのサインです。1分間に3回が、正常なまばたきの回数なので、それ以上多ければ過食だと判断するのがよいでしょう。
・「もう食べてもいい」という胃腸からの声が、「グー」と鳴るGoodな空腹状態です。反対に「グー」と鳴らなければ、「まだいらないよ」ということです。
・目に見えない世界はどうやってとらえればよいのでしょう。それは考えること=thinkではなく、感じること=feelなのです。目に見えない世界をとらえるのは、五感の中心である皮膚感覚です。これを研ぎ澄ませることによって、感受性(直観力)を高めることができます。
●書籍『月のリズムでダイエット』より
岡部 賢二 著
サンマーク出版 (2008年11月初版)
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