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恒吉 彩矢子 氏 書籍『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』より

このページは、書籍『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』(恒吉 彩矢子 著、中経出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・人の心というのは、「あるポイント」を押さえると、一瞬で気分を変えることができるのです!そのポイントとは、「ない」から「ある」に目を向けること。


目の前にコップがあって、半分水が入っていたとします。それを見て、コップの水が半分しか「ない」と思うと不安に気持ちになります。けれど、コップの水が半分も「ある」と思うと、なんだか安心しませんか?


・「ない」という怖れではなく、「ある」という喜びにフォーカスするようになると、「ある」が「ある」を引き寄せ、「喜び」が「喜び」を引き寄せるようになります。


・「怖れ」でなく、「喜び」に生きるためのステップをご紹介します。

〈ステップ1〉
まず、イヤ~な気分になったら、まずは、自分が何を「ない」「失った」と思っているかを見つけてみましょう。


〈ステップ2〉
次に、魔法の言葉を唱えましょう。それは、「あるとしたら?」。自分がすでに持っている「ある」や、「得たこと」に気づいてみるのです。(中略)


「働かないと、お金がなくなってしまう」(中略)「働くと、いろいろな経験ができるから」


・たとえイヤな経験であったとしても、起こったのならば、それは、「自分が経験しなければならないことが“ある”から」と考えてみましょう。(中略)


●同じ失敗をしない、という学習ができた(中略)
●手伝ってくれた人との関係が深くなった


・自分の時間を見直す3つの方法(中略)

「本当にやることが必要か?」(中略)
「他にやってくれる人がいないか?」(中略)
「ゆとりを持って毎日を過ごせるようにしてくれたら、嬉しいです!」と天にお願いをすること。


・短所の「ある」を見つけよう(中略)

●短気→頭の回転が速い
●おしゃべり→話題が豊富
●不器用→これから上手になる可能性が無限大


・毎日自分を褒めてあげよう(中略)

結果も大切ですが、もっと大切なのはその過程・プロセスです。(中略)実績が「ない」のは、これから積むチャンスがたくさん「ある」ということ。


・「自分」のことを、24時間休まず心臓を動かし、支えているのは「自分」。夜中まで、一生懸命がんばっていたのを知っているのも「自分」。「自分」ことが、自分の一番のパートナーであり、理解者です。(中略)


人に評価されなったときは、自分で評価できるところを見つけてみる。それが人に振り回されすぎないコツです。


・時々、「自分ばっかりやってあげてる」と思ったり、「自分は愛されていない」と思って、落ち込んでしまうことがあるかもしれません。でもあなたがこの世に生れて、こうして生きているということは、「愛されることなし」にはありえないのです!


例えば、赤ちゃん。(中略)誰かの手を借りなければ生きていけないのです。


・相手を変えず、イライラをおさめる方法

ポイ捨て(中略)「相手にも別の価値観がある」と思ってみる(中略)「ポイ捨てを注意してくれる友達がいなかったのかも」と、「相手にも事情がある」と思いやってみる(中略)


さらに、「“人のふり見て、わがふり直せ”(中略)」と、「反面教師なところがある」と、「おかげさま」を見つけることもできます。


・相手を認められないからイライラする(中略)

相手を認めないでいることをやめて、「ああいう人なんだから、しょうがない」と、あきらめてみましょう。(中略)一見ネガティブに見えますが、「しょうがない」というのは、「ない」ことをおおらかに認めるという、許しの言葉なのです。


・「自分がどんな人か」を見つける方法(中略)

●やるとワクワクする好きなこと
●時間をたくさんかけていること
●お金をたくさんかけていること

を見つけること。(中略)センスがいい服をチェックしているのならば、

●流行のトレンドに敏感
●自分をステキに魅せることが好き
●華やかな雰囲気が好き・・・・・・(中略)

だったら、オフィスで仕事をしているよりも、ショップの店員さんのような仕事のほうが向いているのかもしれません。


・「失敗したら恥ずかしい」と思い、すごく緊張していた、人前でお話をすること。けれどそれは、「恥かしい自分」というのを認められないからだと気づいて、「失敗しても、『あんな人でも話ができるんだ。それなら自分もできそう』という勇気をもらっていただければいい!」と。


●書籍『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』より
恒吉 彩矢子 著
中経出版 (2010年7月初版)
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