このページは、書籍『奇跡の丹田呼吸法』(斎藤 洋一 著、祥伝社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「丹田呼吸法」というのは、お釈迦様が心身を丈夫にされ、悟りを開くもとになった呼吸法です。
・深い呼吸と同時に、内臓の血行、体の血行をよくします。さらに体の中心線の表と裏にあるツボにも、直接的あるいは間接的に刺激を与え、ツボを活性化するものです。
・呼吸法は普通、次の3つに分けられます。
1.胸式呼吸法
ふだん意識せずしている呼吸です。(中略)
2.腹式呼吸法
息を吐く時に横隔膜をあげてお腹を凹ませ、吸う時に横隔膜を下げてお腹を膨らませる方法です。この方法は胸式より深い呼吸法です。
3.丹田呼吸法
息を「吐く」「吸う」のうち、「吐く」ほうにのみ意識を力を入れる呼吸法です。この呼吸法は別名“逆腹圧式呼吸法”とも呼ばれています。
・呼吸の「呼」は息を吐くこと、「吸」は息を吸うことです。丹田呼吸では「呼吸」という字の順序の通りで「呼が主、吸が従」です。
・丹田に力を入れると横隔膜が下がり、その下にある内臓に圧力がかかりマッサージをすることになります。すなわち、横隔膜はお腹の中の指圧師です。
・丹田呼吸法に有段者になると、1分間の呼吸回数は1~2回です。これは座禅の超ベテランの禅僧が座禅をしている時とほぼ同じです。
・駅まで歩きながら丹田呼吸(中略)
「ス」「ス」「スー」と3回続けて鼻から吸います。つまり、1回当たりの呼吸は「3呼3吸」で8歩を歩くことになります。
・靴医学会の会長も務められた石塚忠雄先生は、ご自身の著書『靴の科学』(講談社刊)で、カカトにかかる重さは、ゆっくり歩くと体重の2割増、急ぎ足で体重の3割増、ジョギングで10割増ほどになる、と述べておられます。
・パソコンに向かいながら肩がこらないようにするには、姿勢を正し、下腹部に力の入る丹田呼吸をするのが大切です。
・短い時間でぐっすり眠り、朝パッと目を覚ますコツは、夜食をたくさん食べないことだそうです。そのかわり、朝にたくさん食べるのだそうです。
・「上虚下実」と「頭寒足熱」を実現するには、仙骨と土踏まずの活性化がとても大切です。
●書籍『奇跡の丹田呼吸法~脳とからだがみるみる元気に』より
斎藤 洋一 著
祥伝社 (2004年10月初版)
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