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[ FAX DM 原稿作成のコツ ] 

地方出身だからこそFaxDMの反響は上げられる

たとえば、出身地が山口県で、現住所が富山県のある著者がいるとします。この著者が、書店向けFaxDMをやって反響を上げる方法があります。


それは、原稿を上記の県専用につくり分けてFAX送信することです。たった、これだけで、その県からのFaxDM効果は3~5%よくなると考えます。具体的にご説明いたします。
 

出身地・山口県用の原稿、現住所・富山県の原稿、といったように、都道府県ごとに原稿を分けたほうが反響がよくなります。というのは、FAXを受け取る書店側が知っていれば不要ですが、もし、著者の出身地や現住所を知らないことのほうが多いのであれば、それを知らせることで成果につながるからです。


要するに、同じ地元として書店員が、応援者となってくれるからです。


具体的には、原稿がA4縦であれば“左上”に以下のように書くと効果的です。


 例 1 : 「 山口県出身 」の著者です。
 例 2 : 「 富山県○○○に住んでいる 」著者です。
 例 3 : 「 島根県が故郷 」の著者です。
 例 4 : 「 △△△高校出身 」です。


重要なのは、“一番最初”に目に飛び込んでくるよう“目立つよう”にすることです。特に、FaxDMの原稿作成では、本を目立たせたいお気持ちが前面に出て、この点が小さくなることが多くなります。


しかし、まずは書店員と“同じ共通点”を提供することで、“応援者”を見つけることが高反響とつながります。そのためには、本の表紙や書籍の内容より、この点を最も際立たせることで、書店員がバックアップしてくれる確率が上がるようになります。


東京や大阪など大都市圏では使えない手法ですが、この出身地や現住所を原稿に入れれば、結果、その県の効果は3~5%はよくなると考えます。