このページは、書籍『子供の強みを見つけよう』(ジェニファー フォックス 著、日本経済新聞出版社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・子供たちの未来の成功を確かなものとする唯一の方法は、親や教師が変わることだ。子供が最も必要としているのは、自分の強みに無条件の信頼を寄せてくれる家庭や学校なのだ。
・他人が弱みと見る部分から、強みを見出すようにしよう。
・ティーンエンジャーと接する大人が犯す最大の間違えは、アドバイスや自分自身の経験を語ろうとすることだ。「私がおもえの年齢だったころには・・・・・・」(中略)ただ話を聞き、受け入れてほしいと思っているだけなのだ。
・将来の自己発見の準備を整えておくために、幼いうちから親がしてあげられることは四つある。
●好み、癖、選択を観察し、記録する
●創造的な遊びを通じて想像力を刺激する
●しきたりや儀式を通じて、豊かな記憶を作る
●人生に対する肯定的な姿勢や生き方のモデルとなる
・子供の好み、癖、選択の記録をつける(中略)
●好み(ケリーはズボンよりスカートを好む)
●楽しんでいる活動(いつも砂場で遊んでいる)
●傾向(本を読んであげると、写真を指差す)
●癖(おもちゃを洗濯カゴにしまう癖があり、どかすととても怒る)
●性格の特徴(昨日は冗談を言った。ユーモアがわかるようだ)(中略)
観察結果は具体的に書く必要があるが、解釈を加えるのは止めよう。
・成長には------どのような分野のものであっても------プロセスと結果に関して自己を律すること、振り返ることが欠かせない。それは強みを発見し、伸ばすことにも当てはまる。
・強みとは、“それをしていると自分を力強く感じるような活動”を指す。強みは誰にでも備わっているが、その内容や組み合わせは十人十色だ。
●書籍『子供の強みを見つけよう』より
ジェニファー フォックス 著
土方 奈美 翻訳
日本経済新聞出版社 (2009年7月初版)
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