このページは、書籍『ヒット率99%の超理論』(五味 一男 著、PHP研究所 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ヒット(中略)理論(中略)
自分がやりたいことを優先させるのではなく、人びとが潜在的かつ普遍的に求めているものを、彼らの代弁者となり見つけ出し、提供する
・ヒットの確率が高まらないのか。(中略)
企画の出発点を「消費者(相手)のニーズ」よりも「自分の個人的な思い(自我)」にしてしまっている
・大衆の心の奥底に眠っている「こんなものがあったらいいな」という欲求は、いまだ言葉や形になっていないものです。それを、人びとが気づくよりも先に形にし、見せてあげること。
・コンセプト探しは「人間の本能に根ざした最大公約数的な欲求」をいくつも挙げることから始めます。
「人間の本能に根ざした最大公約数的な欲求」とは、人間の三大欲求と言われる食欲・性欲・睡眠欲はもちろんのこと、「幸せになりたい」「病気になりたくない」「勉強や仕事がうまくいくといい」といったように、ほぼすべての人が共通してもっている欲望や不安、不満のすべてを指します。
・ヒットを生むためには、実現性をいったん無視してでも、ニーズを掘り下げるプロセスが非常に大切です。
・問題
より多くの人の「性欲」に応えてあげる、ありそうでなかったサービスを考えなさい。(中略)
「性欲」と言われて、なんの疑問も持たず、男性向けのサービスばかりを想像しなかったでしょうか。「女性は男性ほど性欲を持っていない」という、知らないうちに染み付いていた固定観念です。しかし、その当然や常識のなかにこそ「本当のニーズ」は埋もれてしまっているかもしれません。
●書籍『ヒット率99%の超理論』より
五味 一男 著
PHP研究所 (2007年1月初版)
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