このページは、書籍『よけいなひと言ハンドブック』(大谷 由里子 著、中経出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・相手の心に突き刺さるひと言
「この程度なの?」
「君が言うことじゃない!」
「それでいいの?」
「○○すべきだ」
「何がしたいんですか?」
「変わってるね」
・相手の反感を買うひと言
「○○はまだなの?」
「君のためを思って」
「僕はそう思わないよ」
「その必要はない」
「君には向いていたね」
「うちは、○○だから・・・・・・」
「納得できません」
「あのときは、こうだったじゃない」
「君はいいよね」
・「○○すべきだ」(中略)
人は正論だけで動かない。時には、理由もない熱さや優しさや行動が、ほしいときがある。
このひと言をよく口にしてしまう人は、「正論」ばかりで周囲の人を息苦しくさせていないか、自分に問い直してみよう。
・「君のためを思って」(中略)
相手と同じものを求められてもつらい(中略)
「みんな、自分と同じように考えるはず」と思うのがギャップの始まり。自分のモノサシを他人に押しつけないこと。
・仕事ができる人は、絶対に「忙しい」を連発していない。(中略)時間の使い方がうまい。
・「でも、○○ですね」(中略)
「でも」という否定から始まるフレーズは、相手を不快にさせ、周囲の人が離れていく。単なる口ぐせなら、使わないように意識するべき。
・彼は、よく『頑張ります』を使うんだろう?(中略)「頑張っているね」って、言ってもらいたかったんだ。
・「なんで○○なの?」(中略)
と聞くのは、相手に言い訳をさせるだけ。原因追求より、「どうすればいいか」改善策を考えるほうが建設的。
・「やろうと思っていたのですが」(中略)
は言い訳にすぎない。できていないときは、「これからどうするのか」を相手に伝えるべき。
・最終的な答えは、あなたにしか出せない。丸投げの質問に意味はあるの?
「どうすればいいですか?」(中略)
「あなたは、どうしたいの?」と聞く。
・「できません」(中略)
できない理由は百個もいらないから、できる方法をたったひとつ考えてください
・「よろしかったですか?」
喫茶店でコーヒーを頼む。「コーヒーよろしかったですか?」なんで過去形やねん?「コーヒーでよろしいですか?」
・言葉は生き物だから、言う人によっても、相手の心の状態によっても違う。そこに気づいて、言葉をもっと戦略的に使おうよと提案したい。
●書籍『よけいなひと言ハンドブック』より
大谷 由里子 著
中経出版 (2009年8月初版)
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