このページは、書籍『新・名作コピー読本』(鈴木 康之 著、誠文堂新光社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・書き上手は読み上手
・仲畑貴志さんの作品(中略)
毎朝、顔を洗うでしょ。
紙で拭く人っていないよね。どうして。
紙じゃきれいにならないものね。
おしりだって洗ってほしい。
TOTOウォシュレット
・コピーライターには2面の大切な職業意識があって、1つは伝達技術者としてより有効な言葉を追求していく姿勢、もう1つは、いま自分がイメージしている世界の生活者になりきる気持です。2つが確かであってはじめて言葉も感性も魅力的に光って現れるのです。
・書き出しの書き方
●1行目は2行目を読ませるためのもの
・朝倉勇さん+阿久沢忠仁さんの作品(中略)
メガネは、涙をながせません。(中略)
眼に入ったホコリは、涙が流してくれます。しかし、メガネはそれができません。汚れてもホコリが入っても、そしてネジがゆるんでもそのままです。ときどき総点検をしてあげましょう。
・コピーライティングのチェックリストは次のようになるのです。
分かりやすいか。
読みやすいか。
面白いか。
内容が面白いだけでなく文章それ自体が面白いか。
ためになるか。
知りたいことが早くわかるか。
ラクに、快く読み終われるか。
・「面白くない」というのは、あれですね、自分が面白くないのですね。自分が面白い仕事をしていないのですよ。
●書籍『新・名作コピー読本』より
鈴木 康之 著
誠文堂新光社 (1987年12月初版)
※amazonで詳細を見る
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.