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秋田 洋和 氏 書籍『品格ある子どもの育て方』(PHP研究所 刊)より

このページは、書籍『品格ある子どもの育て方』(秋田 洋和 著、PHP研究所 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・睡眠時間の質問では「8時間以上」と答えた小学生の全教科の正答率が68.9%で最も高く、時間の短さと比例して正答率も低くなり、「6時間未満」は48%と最も低い正答率でした。

しかし、中学生は、睡眠時間の違いによる正答率の差はなかったとしています

※和歌山県の県教育委員会が、2006年10月に実施した小学4年~中学3年を対象にした学力診断テストと生活実態調査の分析を発表した結果


・大人が子ども対して「いい子ねぇ」と声をかけるとき、その大半が(大人にとって都合が)いい子ではありませんか?そして幼児期の子どもは、素直にそれを受け止め(大人の期待通りの)いい子になろうとします


親としてはっきり理解しておけなければならないことは、

●幼児期の子どもは、子どもなりに努力している
●その努力は何年も続けられるものではなく、何年も続ける必要がそもそもない


・大人になるということは、自分で判断し自分で選ぶということです。であれば、失敗や挫折も含めて経験させることが、この時期の親の使命ではないでしょうか。


・勉強時間を増やす=成績向上ではない(中略)勉強に限らず、スポーツでも何でも、時間を増やせばさらに結果が出るなんて考えでは、100%子どもはつぶれていくことでしょう。


・「経過や努力は関係ない。きちんと結果を出せ」
これが自由と責任です。


・成長させるカギは「失敗を恐れるな」(中略)失敗から学ぶこと


・「なんでできないんだ」は最悪の言葉!(中略)

「なんでこんなこともできないんだ!」「なんでこんなことも知らないんだ!」自分自身はすでに経験していて、できて当然の位置から子どもを見ているものだから、飲み込みが悪くもたついている子どもにイライラします。


・インドと日本の小学生の計算力の差(中略)

●インドの小学生は、19×19まで暗記している
●それに対して、日本の小6は98×35の計算をおよそ半数が間違える


●書籍『品格ある子どもの育て方』より
秋田 洋和 著
PHP研究所 (2007年10月初版)
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