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堀内 伸浩 氏 書籍『誰でもすぐにできる 売上が上がるキャッチコピーの作り方』(明日香出版社 刊)より

このページは、書籍『誰でもすぐにできる 売上が上がるキャッチコピーの作り方』(堀内 伸浩 著、明日香出版社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・これ、1冊で、キャッチコピーからボディコピー(セールスレター)まで、すべて書けるようになる


・すぐに作れるキャッチコピー58のルール

01 ターゲットに呼びかける
02 ターゲットを絞り込む
03 ドキッとさせる
04 ターゲットとUSPをマッチさせる
05 好奇心をくすぐる
06 「エッ、なんで?」と思わせる
07 思考を混乱させる
08 「ん?」と思わせる
09 ホンネを書く
10 あえてマイナス面を出す
11 マイナスをプラスに変える
12 数値化する
13 中途半端な数字を使う
14 ターゲットに通じる言葉で書く
15 興味を引くキーワードを入れる
16 比較する(その1)
17 比較する(その2)
18 お客さんの「不安」を代弁する
19 お客さんの「悩み」を代弁する
20 お客さんの「不満」を代弁する
21 お客さんの「喜びの声」をそのまま使う
22 「人」にスポットを当てる
23 権威を借りる
24 「場所」をアピールする
25 「期間」をアピールする
26 「一番」をアピールする
27 「得」を強調する
28 「お得感」を強調する
29 「損」を強調する
30 「簡単」を強調する
31 「すぐ」を強調する
32 「希少性」を強調する
33 「こだわり」を強調する
34 「新しさ」を強調する
35 「古さ」を強調する
36 「品質の良さ」を強調する
37 「トレンド」を強調する
38 「利用シーン」をイメージさせる
39 「楽しい未来」をイメージさせる
40 「安全の欲求」に訴える
41 「所属と愛の欲求」に訴える
42 「承認の欲求」に訴える
43 「自己実現の欲求」に訴える
44 質問する
45 提案する
46 続きが読みたくなるようにする
47 否定の命令形を使う
48 不安にさせる
49 愛情たっぷりに語りかける
50 テンポのいい文章にする
51 韻を踏む
52 オノマトペを使う
53 擬人法を使う
54 方言を使う
55 比喩を使う
56 五感を刺激する
57 決まり文句をつける
58 単語を並べる


・何のためのキャッチコピーなのかを考える(中略)

①そうだ 京都、行こう
②信じられないことに、朝起きたとき、もう疲れている(中略)

このキャッチコピーの目的は、①が「企業のイメージアップ」であり、②が「見込み客に対する商品の訴求」であるというわけです。①のようなタイプのキャッチコピーを「イメージコピー」、②のようなタイプのキャッチコピーを「商品コピー」と呼んでいます。


・お客さんの欲求とは何なのか?大きく次の2つに分けることができます。

①苦痛から逃れたい欲求
②こうなりたいという欲求(中略)

①と②のどちらが購買に結びつきやすいかというと、①のほうが切羽詰まっているので購入に結びつきやすいのです。


・ターゲットを明確化するための4つの質問(中略)

①あなたの商品・サービスを必要としているのは、どんなことで困っている人ですか?

②あなたの商品・サービスを必要としているのは、どんなことで悩んでいる人ですか?

③あなたの商品・サービスを必要としているのは、どんなことに不満を持っている人ですか?

④あなたの商品・サービスを必要としているのは、どんなことを望んでいる人ですか?


・USPにも2種類ある(中略)

1つ目は、Unique Selling Proposition。(中略)2つ目は、Unique Sales Point。(中略)独自の売り(中略)Unique Selling Propositionはどういう意味なのか?(中略)直訳すれば「ユニークな売り込み提案」。


・USPをこれから作る際の注意点は以下の3つです。

①必ずしも、商品やサービスの本質部分で差別化しなくてもいい(中略)ドミノピザのように、ピザの味ではなく、配達時間の短さをUSPにしてもいいわけです。(中略)

②実現可能なことにすること(中略)

③業界では当たり前のことでも、誰もアピールしていなければ言ったほうがいい


・USPはできるだけ具体化する(中略)

例えば、次のようにすると具体的になります。

●丁寧な作業→1枚1枚手仕上げ
●親切な指導→わかるまで何度でも質問OK
●迅速な対応→注文後3時間以内に発送
●信頼と実績→クレーム率0.98%
●豊富なメニュー→135種類のメニュー


・ターゲットを絞り込む(中略)

1つ目は、「具体的にする」(中略)

「○○地区で家をお探しの方へ」
→「○○地区で4LDKの1軒家をお探しの方へ」

「資産運用をお考えの方へ」
→「利回り5%以上の資産運用をお考えの方へ」

「ダイエットをお考えの方へ」
→「夏までにあと5キロ痩せたい方へ」


2つ目は、「条件を加える」というものです。(中略)

「中学生のお子さんがいるお母さんへ」
→「中学生のお子さんの高校受験で頭を痛めているお母さんへ」

「33歳の女性の方へ」
→「そろそろ本気で結婚相手を見つけたい33歳の女性の方へ」


・あえてマイナス面を出す(中略)

正直、品質はそれほど良くはありません。でも、今日入稿すれば、明日の朝、あなたは印刷されたチラシを手にすることができるのです。(中略)

パターンとしては、「マイナスBUTプラス」です。(中略)ポイントは、見込み客が容認できるマイナス、もしくは見込み客にとってあまり重要ではないマイナスであるということ。


・ターゲットに通じる言葉で書く(中略)

×「20倍ズーム」が自慢のビデオカメラです

おそらく「20倍ズーム」がどれだけすごいのかがわかる人は少ないと思います。(中略)

◎100メートル先の子供の笑顔もきれいに撮れるビデオカメラです(中略)


×GPS機能つきの携帯電話、入荷しました!(中略)

◎子供の居場所がすぐにわかる携帯電話、入荷しました!


・「すごさ」をアピールするには、「何か」と比較して見せたほうが、その「すごさ」が伝わりやすくなります。その「何か」とは、主に次の3つです。

①他社のモノと比較する
②自社の従来のモノと比較する
③いつもの状態と比較する(割引、増量など)


・比較する②(中略)

◎中古車選びで成功する人、失敗する人。その違い、ご存知ですか?

◎面接で採用される人、落とされる人の7つの違い、あなたはご存知ですか?(中略)


ポイントは、「うまくいく人と、うまくいかない人」、「成功する人、失敗する人」、「できる人と、できない人」というように、プラスとマイナスの比較をすること。


・「一番」をアピールする(中略)

範囲を狭めていけば、どんな商品でも一番にすることができるのです。


◎先月一番売れた商品です
◎当社女性スタッフが選んだ人気ナンバー1商品です
◎店長のイチ押しです


・「お得感」を強調する(中略)

×全品1割引きキャンペーン
◎「10人に1人タダ」キャンペーン


・「簡単」を強調する(中略)

キーワードとしては、「○○な人でも」「○○するだけで」「たったの○○」のほかに、「ラクラク」「らくちん」「お手軽」「シンプル」などもあります


・ボディーコピーのポイントは、次の3つです。

①共感してもらえるか?
②信用してもらえるか?
③納得してもらえるか?(中略)


①共感・・・・・・「商品・サービスに対する想い」「仕事に対する使命感」「商品・サービスの社会的意義」「仕事を通じて達成したいビジョン」「苦労した話」など

②信用・・・・・・「実績」「専門家の推薦」「マスコミ記事掲載」「お客様の声」「リスクやデメリットの開示」など

③納得・・・・・・「効果・効能の根拠」「なぜ安い(高い)のかの理由」「お客さんの知りたいことに答える(Q&A)」など


・売れる文章構成法「2W3Sの法則」とは?(中略)

①Worry(悩みや問題点の提示)
②Sympathy(自分の体験談など)
③Solution(悩みや問題の解決策と解決できる理由)
④Weakpoint(その解決策の弱点)
⑤Strongpoint(その解決策のメリット)(中略)


このあとは、必要に応じて、

⑥信用するに足る材料を示す
⑦購入する言い訳を示す
⑧背中を押す


・大ステップ:Worry(中略)

「○○で困った経験はありませんか?」
「○○が辛いと思ったことはありませんか?」(中略)
「○○について不安になったことはありませんか?」(中略)


このステップの目的です。「ある、ある!」「そう、そう!」と思ってもらえれば、このステップは成功


・背中を押す(中略)「限定」(中略)には、次の3つがあります。


①期間限定「今だけ」(中略)
②数量限定「これだけ」(中略)
③場所限定「ここだけ」


・「2W3Sの法則」の流れ(中略)

①第1ステップ:Worry(見込み客への呼びかけ)

②第2ステップ:Sympathy(自分の体験談などを話す)(中略)

③第3ステップ:Solution(悩みや問題の解決策と解決できる理由)(中略)

④第4ステップ:Weakpoint(その解決策の弱点)(中略)

⑤第5ステップ:Strongpoint(その解決策のメリット)(中略)

⑥第6ステップ:信用するに足る材料を示す(中略)

⑦第7ステップ:購入する言い訳を示す(中略)

⑧第8ステップ:背中を押す


・モノが売れていないとしたら、それはキャッチコピーやボディーコピーのせいではなく、USPが弱いことが原因である(中略)したがって、売れない場合は、キャッチコピーやボディコピーを見直す前に、USPの見直しから始めてほしいと思います。


●書籍『誰でもすぐにできる 売上が上がるキャッチコピーの作り方』より
堀内 伸浩 著
明日香出版社 (2012年12月初版)
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