このページは、書籍『夢をかなえる勉強術』(ゆうき ゆう 著、ソフトバンククリエイティブ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ギャンブル勉強術
●遊びながら賭けをして楽しむ(中略)
たとえばあなたが、パソコンで書類を仕上げないといけないのに、ついネットのニュースをチェックしてしまったとします。こんな時は、こういうことをします。
「次のページでクリックして開いたときに、最初に出てくる写真の人物が、女性か男性か」という賭けを自分自身にするのです。
そして、男性か女性かかどちらかに賭けて、
(A)勝ったら、もっとネットをやってもいい
(B)負けたら、すぐに仕事に取り掛かる
というように決めてしまうのです。(中略)人間は、理由づけがあって初めて動くもの。そして、その理由づけが身近なほど、行動に結びつきやすくなります。
・ギャンブル勉強術
●遊びながら賭けをして楽しむ(中略)
たとえば、好きな人に声をかけたいと思う場合。(中略)「腕時計を見て、偶数分だったら、何もしなくていい」。しかし「奇数分だったら、声をかける」と決めておく。これによって「負けたんだから、しょうがない」という自分への理由をつくっておけば、行動に移しやすくなるはずです。
・人間を動かすためには、「外からのエネルギー」と「内からのエネルギー」の二つが必要なのです。「上司に期待されているから」「やらないと評価が下がるから」こういう考え方は、確かに大切です。しかしそれは、自分の中から湧き上がってきたものではない「外からのエネルギー」。しかし、人間は本能的な部分で、何よりもまず自分の気持ちを優先させる生き物なので、最終的にもっとも重要なのは、「自分の中から湧き上がるエネルギー」なのです。
・心理学的に、女性がもっとも好む男性は、「達成能力がある」ことです。自分にとっての夢を明確に定め、そしてそれに向かって自分を向上させて、プラスの方向に変わっていける。そんな男が、女性にもっとも好まれるのです。
・ムチで叩かれる馬と、好きなメスに会いたい馬。どっちの方が、長く走り続けられると思う?(中略)メスに、会いたい馬ですよね(中略)大切なのは、あなたのの本当に素直な感情なのよ
・人間が勉強をする一番の理由。それは「優越感」よ(中略)人は誰でも、他の人に勝ちたいと思って生きています。競争する本能のない人間なんて、いません。
・「勉強が面白い。楽しいぜ」と思える人は、すでに「勉強によって資格を取得したり、仕事で評価されて、優越感を味わっている」人たちだってことなんです。
・勉強のもう一つの要素。それこそが「知らない世界がわかる」という喜びです。しかし、その根本に隠れているのも、優越感、(中略)たとえば、クイズ番組(中略)「他の人が知らない知識を知る」ことによる優越感です。
・記憶のあとに、理解は必ずついてくる(中略)
辞書のことを英語で何ていう?
↓
Dictionary(中略)
『字引く書なり』
・もし『疲れた・・・・・・』『やる気が湧かない・・・・・・』と思ったら、そこから『あとちょっと』をやるの(中略)
心理学には、「ピーク・エンドの法則」というものがあります。これh、人間にとって、ピーク(絶頂)とエンド(最後)の瞬間こそが、もっとも強く記憶に残るという法則です。
・『自分は頑張ってる』なんて思うのは、どこかで、まだ無理をしてイヤイヤつらいことをしている証拠
・罰は×(バツ)
何かをやっちゃったときの「罰」。これは一見、とても良いことのように思えます。しかも、自分で自分に罰を与えるなんて、すごく反省しているみたいです。しかし、それは錯覚。(中略)
人は禁じられたことほど、よりやりたくなるもの。なぜなら「禁じられた」ということが、強く逆の意識として働いてしまって、かえってそのことが気になって仕方なくなるからです。(中略)
・中途半端な罰を与えるということは、かえって、その罰の正当化になるの
・『好きなことをしたい』という欲求は、決して消えません。ですので逆に「遊んでもいいんだ」というように、自分を言い聞かせることが大切なのです。もちろん無条件に、ではありません。ここからの方法は二つ。一つは、「前に勉強する」こと。「遊んでもいい!ただ、それは、この勉強をやったあとの、ご褒美!」と考えることです。(中略)
これを心理学では、『報酬効果』というの(中略)
欲求の大きさと、勉強の大きなを同じくらいにする(中略)
たとえば「キャンディーを舐める」なら、「参考書を②ページ終わられせる」。「ゲームを1時間だけやる」なら、「問題を5問だけ解く」。「1万円のゲームを買う」なら、「テキストを3冊終わらせる」。
・誘惑に負けてもネガティブにならない(中略)
「さっき食べたケーキは、ダイエットを今日一日だけ頑張る自分への、先取りのご褒美なんだ」
「今日はちゃんと運動するから、その時のご褒美として、昨日は寝たんだ」と考えること。
・ウマにはニンジン(中略)
「悔しさ」や「このままじゃダメだ・・・・・・!」という気持ちには、長期的な効果はありません。普段からエネルギーを継続したいなら、とにかく「恐ろしく都合がいいほどにプラスなイメージ」をすることが大切(中略)
長期的な効果はないけど、ぎゃくに強い瞬発力を生むの(中略)
だから、もし本番で、『うわっ!どうしてもわからない!』『もう、ダメかも・・・・・』と焦ったときに、意図的にそのパワーを使うの
・どうしても集中できない、何だか、やる気も湧かない・・・・・(中略)
そんな時は、まず『3分だけその本をじっと見つめる』と心がけること
・こんな心理実験があるの(中略)
AとBの2パターンで、歩行者に寄付を頼んだの。まず、Aはただ単に『寄付をお願いいます』と言ったの。すると寄付の成功率は約20%。ここでBの場合は、『1セント(約1円)でもいいので、寄付をお願いします』と言いながら頼んだの。すると、何と50%もの人が寄付をしてくれた。そして寄付をしてくれた人の額は、約1.5ドルと、A・Bともほとんど違いがなかったのよ(中略)
単純に『募金をしてほしい』と言われた場合、相手はとても悩むもの。『いくら払えばいいのかな・・・・・・もしかして他の人に比べて多すぎるのも損した気分だし・・・・・・。少なすぎるのもケチを思われそうだし・・・・・・』とかね。
・1冊2冊ムダなものを買ったとしても、まったく気にしなくていいの。むしろ買わないことへの機会損失を考えるべきね
※本を購入することについて
・「難しくて情報量が多い本」より、「情報量が少なくても、簡単で読みやすい本」の方が、ずっとトク(中略)
情報量が多いが難しい本を我慢しながら読むより、情報量が少なくても読みやすくて、「なるほど!」と思えることがたくさんあって、勉強した「実感」が持てる本の方が投資効果があるのです。
・自分なりの考え、感想。この『ツッコミ』が記憶をより強めるのよ(中略)たとえば『小野妹子』。(中略)『男なのに、子!?それに妹!?』ってツッコめめるし、そうやって自分なりの解釈を加えるから、記憶により深く残るのよ
・記憶力の強化には「ツッコム(=自分なりの感想を言う)」が効果的!
●書籍『夢をかなえる勉強術』より
ゆうき ゆう 著
ソフトバンククリエイティブ (2013年1月初版)
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