このページは、書籍『甘い物は脳に悪い』(笠井 奈津子 著、幻冬舎 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・甘い物を(中略)食べ終わってしばらくすると急に眠くなったりして、食べる前よりも集中力が続くなくなった(中略)
これには理由があります。甘い物を食べることにより、体内で急激に血糖値が上がります。それで一時的に疲れがとれたような気分になり、頭がすっきりしたと勘違いしてしまうのです。
問題はそのあとです。急に血糖値が上がると身体にとって負担になるので、血糖値を抑えるために膵臓が大量のインスリンを分泌します。(中略)したがって、血糖値は急激に下がることになります。
・仕事で疲れて、気分転換したいときには何を食べればいいのか。その答えはズバリ、たんぱく質を多く含んだ食品です。(中略)
コンビニに足を運ぼうと思うのであれば、「ゆで卵」「温泉卵」「冷ややっこセット」「サラダ+たんぱく質(鶏肉、卵、シーチキンなど)」「干した魚介類のおつまみ」「枝豆」など
・ゼロカロリーだから太らないわけではない(中略)
いくら低カロリーでも、それを摂取すると、ノンカロリー、低カロリーにするために加えた食品添加物によって、酵素の働きが阻害されてしまいます。それによって身体が疲弊することで代謝が落ち、太りやすくなってしまうのです。
・「食べていないから痩せない」のです。とくに、良質のたんぱく質は、代謝を上げ、筋肉を落とさないためにも、ダイエットをするうえで欠かせない食材です。
・朝食にとってほしいミラクルな食べ物とは(中略)
果物です。なぜ、果物がいいのでしょうか。それは、果物には酵素が豊富に含まれているからです。(中略)酵素には、身体の中でつくられる消化酵素、代謝酵素の他に、食べ物から得られる食物酵素があり、これがとても重要なのです。(中略)
果物の種類を選べるのであれば、バナナやブドウのように糖度の高いものにより、グレープフルーツのような柑橘系やキウイの方がよいでしょう。ドライフルーツは、(中略)酵素をなくしているうえに糖分が凝縮されているので、できるだけ避けた方が無難です。
・疲れたりストレスがたまったときに、甘い物を食べるのはNG!ムシャクシャして、ついそういう物が食べたいと感じたときは、「ビタミンCを取とらなくちゃ」と思うようにしてほいしものです。
・食事の基本(中略)
4つのお皿によって構成されている(中略)
第一のお皿には主食、第二のお皿には主采、第三のお皿には副采、そして第四のお皿には汁物が載っています。(中略)
これが食事の基本構成です。
・朝食を多めにとり、昼食、夕食と進むにつれて食べる量を減らす逆ピラミッドの形で食事をとれば、身体の中に蓄積される余分なカロリーはぐっと減ってきます。(中略)摂取するカロリーが同じでも、夕食で多く摂取する人は、カロリーを体内にため込みます。
・肌の老化には、3大原因があると考えられています。ひとつは乾燥です。(中略)次が、光老化です。これは日焼けによる老化です。(中略)3つめは何かといえば、酸化です。(中略)これはストレス、飲酒や喫煙、紫外線、放射線、食物添加物などによって生じる、いわば身体のサビです。
・徹夜するときにコーヒーを飲むと、かえって能率は落ちます。だるくなったり、眠くなったりしないためには、水を飲むことです。
・冷静に判断したいときはイカやタコ、貝類をとる(中略)
日常的な判断業務に効果を発揮する栄養分というものもあります。それはタウリンです。(中略)タウリンは、イカやタコ、魚の地合いや貝類に多く含まれています。とくに、冷静な判断が必要なときにや、大事なプレゼンの前には、意識してタウリンを摂取することによって、いい結果が生まれやすくなると私は思います。
・物忘れがひどい人はレシチンをとるべき(中略)
レシチンは、記憶や認知という脳の機能と密接に結びついていつのです。(中略)
レシチンは、卵の黄身、大豆、小魚、レバー、うなぎなどに多く含まれています。
●書籍『甘い物は脳に悪い』より
笠井 奈津子 著
幻冬舎 (2011年9月初版)
※amazonで詳細を見る
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.