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出版社が本の告知をするうえで、よく利用するのが電車内の広告です。雑誌の中吊りから、窓の上にある書籍の広告まで。どの程度、乗客はこれらの広告を見ているのでしょうか。
参考になる資料があります。マイボイスコム(東京・千代田)が全国の男女1万1608人に行ったアンケート調査です。日経MJ(2013年1月16日号)より載っていたコメントを含めて紹介いたします。
---- 日経MJ (2013年1月16日号)より -------------------------------
マイボイスコム(東京・千代田)が全国の男女1万1608人に行ったアンケート調査によると、79.0%が「電車を利用する」とし、うち86.3%が車内の広告を見ると答えた。
よく見るのはどの場所に貼ってある広告かを複数回答で聞くと「中吊り(づり)」が73.1%で群を抜いた。「窓の上(壁の上部)」が38.4%「ドアの上」が34.2%などだった。
「雑誌」「旅行・観光、ホテル」「書籍」が上位に並んだ。電車に立って乗っている時、車内の広告を「意識してみる」は10.7%で、半数以上は「暇つぶし程度になんとなく見る」と回答。
一方、座っている場合は「意識してみる」は7.0%、「暇つぶし程度になんとなく見る」は45.4%、「ほとんど見ない」は17.7%と立っている時より広告への注目度が低い傾向にあった。
6割以上が「特にない」と答えた。「インターネット等で調べた」「商品・サービスや施設を購入、利用したいと思った」「家族や友人・知人と話題にした」はそれぞれ1割台だった。
※グラフはマイボイスコム調査より小社で作成
※日経MJのウェブサイトはこちら
※アンケート調査のマイボイスコムのウェブサイトはこちら
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